- ASIC
- バッテリー マネージメントIC
- クロックとタイミングソリューション
- ESDおよびサージ保護デバイス
- 自動車用イーサネット
- 評価ボード
- 高信頼性(HiRel)
- アイソレーター
- メモリ
- マイクロコントローラー
- パワー
- RF
- セキュリティ ソリューションおよびスマートカードソリューション
- センサー技術
- 小信号トランジスタおよびダイオード
- トランシーバー
- ユニバーサル シリアル バス(USB)
- ワイヤレス接続
- Search Tools
- Technology
- Packages
- Product Information
- ご注文
- 概要
- 組込みフラッシュIPソリューション
- フラッシュプラスRAM MCPソリューション
- F-RAM (強誘電体RAM)
- NORフラッシュ
- nvSRAM (不揮発性 SRAM)
- PSRAM – 擬似スタティックRAM
- 耐放射線・高信頼性メモリ
- SRAM (スタティック RAM)
- ウェーハおよびダイメモリソリューション
- 概要
- AURIX™ TriCore™ MCU
- PSOC™ MCU
- TRAVEO™ T2G MCU
- XMC™ MCUs
- レガシーMCU
- MOTIX™ モーター制御SoC/SiP
- 概要
- アンテナクロススイッチ
- アンテナチューナー
- バイアスと制御
- カプラ
- ドライバアンプ
- 耐放射線マイクロ波とRF
- ローノイズアンプ (LNA)
- 高周波ダイオード
- RFスイッチ
- RFトランジスタ
- ワイヤレス制御向けレシーバー
- 概要
- Calypso®製品
- CIPURSE™ 製品
- 非接触メモリ
- OPTIGA™の組込みセキュリティ ソリューションの詳細
- SECORA™セキュリティソリューション
- セキュリ ティコントローラー
- スマートカードモジュール
- 政府ID向けスマートソリューション
- 概要
- ToF 3D イメージセンサー
- 電流センサー
- ガスセンサー
- 誘導型位置センサー
- MEMSマイクロフォン
- 圧力センサー
- レーダーセンサー
- 磁気位置センサー
- 磁気速度センサー
- Capacitive sensors
- Temperature sensors
- Battery sensors
- Digital X-ray
- Computed tomography
- Sensor interface ASICs
- 概要
- USB 2.0 ペリフェラル コントローラー
- USB 3.2 ペリフェラル コントローラー
- USB ハブ コントローラー
- USB PD高電圧マイクロコントローラー
- USB-C AC-DC および DC-DC 充電ソリューション
- USB-C充電ポートコントローラー
- USB-Cパワーデリバリー コントローラー
- 概要
- AIROC™ オートモーティブワイヤレス
- AIROC™ Bluetooth®およびマルチプロトコル
- AIROC™ コネクトテッドMCU
- AIROC™ Wi-Fi + Bluetooth®コンボ
- AIROC™ Ultra-Wide Band Solutions
- 概要
-
32 ビット TriCore™ AURIX™ – TC2x
- 概要
- AURIX™ ファミリー – TC21xL
- AURIX™ファミリー – TC21xSC (ワイヤレス充電)
- AURIX™ ファミリー – TC22xL
- AURIX™ ファミリー – TC23xL
- AURIX™ ファミリー – TC23xLA (ADAS)
- AURIX™ ファミリー – TC23xLX
- AURIX™ ファミリー – TC264DA (ADAS)
- AURIX™ ファミリー – TC26xD
- AURIX™ ファミリー – TC27xT
- AURIX™ ファミリー – TC297TA (ADAS)
- AURIX™ ファミリー – TC29xT
- AURIX™ファミリー – TC29xTT (ADAS)
- AURIX™ ファミリー – TC29xTX
- AURIX™ TC2xx (エミュレーションデバイス)
-
32 ビット TriCore™ AURIX™ – TC3x
- 概要
- AURIX™ ファミリー TC32xLP
- AURIX™ ファミリー – TC33xDA
- AURIX™ ファミリー - TC33xLP
- AURIX™ ファミリー – TC35xTA (ADAS)
- AURIX™ ファミリー – TC36xDP
- AURIX™ ファミリー – TC37xTP
- AURIX™ ファミリー – TC37xTX
- AURIX™ ファミリー – TC38xQP
- AURIX™ ファミリー – TC39xXA (ADAS)
- TC39xXX/XP
- AURIX™ ファミリー – TC3Ex
- AURIX™ TC37xTE (エミュレーションデバイス)
- AURIX™ TC39xXE (エミュレーションデバイス)
- 32 ビット TriCore™ AURIX™ - TC4x
- 概要
- PSOC™ 4 Arm® Cortex® -M0/M0+
- PSOC™ 4 HV Arm® Cortex® -M0+
- PSOC™ 5 LP Arm® Cortex® -M3
- PSOC™ 6 Arm® Cortex®-M4 / M0+
- PSOC™マルチタッチタッチスクリーンコントローラー
- PSOC™ Control C3 Arm® Cortex®-M33
- 自動車用PSOC™ 4 Arm® Cortex®-M0/M0+
- PSOC™ Edge Arm® Cortex® M55/M33
- PSOC™ Control C1 Arm® Cortex®-M0
- 概要
- ボディ用32ビットTRAVEO™T2G Arm® Cortex®
- クラスター用の 32 ビット TRAVEO™ T2G Arm® Cortex®
- 概要
- 32ビットMCU
- レガシー8ビット/16ビットマイクロコントローラー
- その他レガシーマイクロコントローラー
- 32ビットFM Arm® Cortex® マイクロコントローラー
- センシングコントローラー
- 概要
- 整流ブリッジおよびACスイッチ
- CoolSiC™ ショットキーダイオード
- ダイオードベアダイ
- Si ダイオード
- サイリスタ/ダイオード パワーモジュール
- サイリスタソフトスタータモジュール
- サイリスタ / ダイオードディスク
- 概要
- 車載ゲートドライバ IC
- GaN HEMT用ゲートドライバIC
- SiC MOSFET用ゲートドライバIC
- ハーフブリッジ ゲートドライバIC
- ハイサイド ゲートドライバIC
- ガルバニック絶縁型ゲートドライバ
- レベルシフト
- ローサイド ゲートドライバIC
- 三相ゲートドライバIC
- トランスドライバIC
- 概要
- BLDCモータードライバ
- BDCモータードライバ
- ステッピングモーターおよびサーボモーター ドライバ
- MCU搭載モータードライバ
- MOSFETを使用したブリッジドライバ
- ゲートドライバIC
- 概要
- 車載用MOSFET
- デュアルMOSFET
- MOSFET(Si&SiC)モジュール
- NチャネルデプレッションモードMOSFET
- NチャネルMOSFET
- PチャネルMOSFET
- CoolSiC™ MOSFET
- 小信号/小電力MOSFET
- 概要
- IGBT モジュール
- MOSFET(Si&SiC)モジュール
- インテリジェント パワーモジュール (IPM)
- ダイオードとサイリスタ (Si/SiC)
- 車載用 IGBT および CoolSiC™ MOSFET モジュール
- 高密度パワーモジュール
- 概要
- 車載用トランシーバー
- 車載アプリケーション向けリニア電圧レギュレーター
- OPTIREG™ PMIC
- OPTIREG™スイッチャー
- OPTIREG™ システム ベーシス チップ (SBC)
- 概要
- EZ-USB™ CX3 MIPI CSI-2 to USB 5 Gbps カメラ コントローラー
- EZ-USB™ FX10 & FX5N USB 10Gbpsペリフェラルコントローラ
- EZ-USB™ FX20 USB 20 Gbpsペリフェラルコントローラー
- EZ-USB™ FX3 USB 5 Gbps ペリフェラル コントローラー
- EZ-USB™ FX3S USB 5 Gbps ペリフェラル コントローラー (ストレージ インターフェース付き)
- EZ-USB™ FX5 USB 5 Gbpsペリフェラルコントローラー
- EZ-USB™ SD3 USB 5 Gbps ストレージコントローラー
- EZ-USB™ SX3: FIFOインターフェースの USB 5 Gbps ペリフェラル コントローラー
- 概要
- EZ-PD™ CCG3 USB Type-Cポート コントローラーPD
- EZ-PD™ CCG3PA USB-C および PD
- EZ-PD™ CCG3PA-NFET USB-C PD コントローラー
- EZ-PD™ CCG7x シングルポート USB-Cパワーデリバリーおよび DC-DC コントローラー
- EZ-PD™ PAG1: 第 1 世代電源アダプター
- EZ-PD™ PAG2: 第 2 世代電源アダプター
- EZ-PD™ PAG2-PD USB-C PD コントローラー
- 概要
- EZ-PD™ ACG1F 1ポートUSB-Cコントローラー
- EZ-PD™ CCG2 USB Type-Cポート コントローラー
- EZ-PD™ CCG3PA車載用USB-Cおよびパワーデリバリーコントローラー
- EZ-PD™ CCG4 2 ポートUSB-CおよびPD
- EZ-PD™ CCG5デュアルポートおよび CCG5C シングルポート USB-C PDコントローラー
- EZ-PD™ CCG6 1ポート USB-C & PDコントローラー
- EZ-PD™ CCG6_CFP および EZ-PD™ CCG8_CFPデュアルシングルポート USB-C PD
- EZ-PD™ CCG6DFデュアルポートおよびCCG6SFシングルポートUSB-C PDコントローラー
- EZ-PD™ CCG7D車載用デュアルポートUSB-C PD + DC-DCコントローラー
- EZ-PD™ CCG7S車載用シングルポートUSB-C PDソリューション (DC-DCコントローラーおよびFET内蔵)
- EZ-PD™ CCG8デュアル シングル ポートUSB-C PD
- EZ-PD™ CMG1 USB-C EMCAコントローラー
- 拡張パワーレンジ (EPR) 搭載EZ-PD™ CMG2 USB-C EMCA
- 最新情報:
- 航空宇宙および防衛
- AIとデータセンター
- 自動車
- 通信
- 民生用電子機器
- ヘルスケアとライフスタイル
- 産業用アプリケーション
- セキュリティソリューション
- スマートホームとスマートビルディング
- ソリューション
- 概要
- 電源アダプターと充電器
- スマートテレビ向けの完全なシステムソリューション
- モバイルデバイスとスマートフォンソリューション
- ホームエンターテインメント アプリケーション向けの半導体ソリューション
- スマート会議システム
- ドローン
- AR and smart glasses
- 太陽光発電
- コンシューマーウェアラブル
- 家電製品
- 概要
- 電源アダプターと充電器
- 資産管理の追跡
- バッテリーの形成とテスト
- 電動フォークリフト
- バッテリー蓄電 (BESS)
- EV充電
- 高電圧ソリッドステート配電
- 産業用オートメーション
- 産業用モータードライブおよび制御
- 産業用ロボット
- LED 照明システムの設計
- 小型電気自動車ソリューション
- 送配電
- トラクション
- 無停電電源装置 (UPS)
- Digital health
- ロボティクス
- 風力
- 水電解槽
- 太陽光発電
- 産業用および医療用スイッチング電源 (SMPS)
- 電動工具
- 概要
- デバイス認証とブランド保護
- モノのインターネット (IoT) 向けの組み込みセキュリティ
- eSIM アプリケーション
- 公的身分証明書
- モバイルセキュリティ
- 決済ソリューション
- アクセス管理および発券ソリューション
- 概要
- 家庭用ロボット
- 空調システム (HVAC)
- ホームオートメーションとビルオートメーション
- PCアクセサリ
- ホームエンターテインメント アプリケーション向けの半導体ソリューション
- 概要
- アクティブサスペンションコントロール
- 車載用ブレーキング ソリューション
- 車載用ステアリング ソリューション
- シャーシ ドメイン制御
- 概要
- 自動車用バッテリーマネージメントシステム (BMS)
- EV充電
- 燃料電池車 (FCEV) ドライブトレインシステム
- 電気自動車用補助インバーター
- (商用車向けの) 高電圧補助インバーター
- EVトラクションインバーター
- トラクションインバーター (商用車)
- トラクションインバーター(電気二輪および三輪車)
- 電気自動車用高電圧DC-DCコンバーター
- 高電圧DC-DCコンバーター(商用車)
- 車載充電(電動商用車)
- 車載充電器 (OBC)
- 電動二輪車および三輪車用のオンボード充電(OBC)ソリューション
- 最新情報:
- デジタル ドキュメンテーション
- 評価ボード
- ファインダー & セレクション ツール
- プラットフォーム
- サービス
- オンライン シミュレーション
- ソフトウェア
- ツール
- パートナー
- インフィニオン フォー メーカーズ
- ユニバーシティ アライアンス プログラム
- 概要
- AIROC™ ソフトウェアとツール
- AURIX™のツールとソフトウェア
- 自動車ソフトウェア開発用のDRIVECORE™
- iMOTION™ ツールとソフトウェア
- インフィニオンのスマートパワースイッチおよびゲートドライバ ツールスイート
- MOTIX™ ソフトウェア&ツール
- OPTIGA™ ツールとソフトウェア
- PSOC™ ソフトウェアとツール
- TRAVEO™ ソフトウェアとツール
- XENSIV™ツールおよびソフトウェア
- XMC™ ツールとソフトウェア
- 概要
- AURIX™認証
- AURIX™開発ツール
- AURIX™組込みソフトウェア
- AURIX™マイクロコントローラーキット
- 概要
- CAPSENSE™コントローラー コンフィギュレーション ツール EZ-Click
- DC-DC統合POL電圧レギュレーター設定ツール – PowIRCenter
- EZ-USB™ SX3コンフィギュレーション ユーティリティ
- FM+ コンフィギュレーション ツール
- FMx設定ツール
- トランシーバーICコンフィギュレーション ツール
- USB EZ-PD™コンフィギュレーション ユーティリティ
- USB EZ-PD™コンフィギュレーション ユーティリティ
- USB EZ-USB™ HX3C Blaster Plusコンフィギュレーション ユーティリティ
- USB UARTコンフィギュレーション ユーティリティ
- XENSIV™タイヤ空気圧センサーのプログラミング
- 概要
- EZ-PD™ CCGx Dock ソフトウェア開発キット
- FMx Softune IDE
- ModusToolbox™ ソフトウェア
- PSOC™ ソフトウェア
- レーダー開発キット
- RUST
- USBコントローラーSDK
- ワイヤレス接続 Bluetooth メッシュヘルパー アプリケーション
- XMC™ DAVE™ソフトウェア
- 概要
- AIROC™ Bluetooth® Connect Appアーカイブ
- Cypress™ Programmerのアーカイブ
- EZ-PD™ CCGx 電力ソフトウェア開発キットのアーカイブ
- ModusToolbox™ ソフトウェアのアーカイブ
- PSOC™ Creatorのアーカイブ
- PSOC™ Designerのアーカイブ
- PSOC™ Programmerのアーカイブ
- USB EZ-PD™コンフィギュレーション ユーティリティ アーカイブ
- USB EZ-PD™ホストSDKのアーカイブ
- USB EZ-USB™ FX3のアーカイブ
- EZ-USB™ HX3PD コンフィギュレーション ユーティリティ
- WICED™ Smart SDKのアーカイブ
- WICED™ Studioのアーカイブ
- 最新情報:
- サポート
- トレーニング
- 開発者コミュニティ
- News
四半期報告書
2026/08/10
ビジネス&財務プレス
2026/08/10
ビジネス&財務プレス
2026/07/13
ビジネス&財務プレス
2026/07/07
- 会社概要
- 私たちのストーリー
- イベント
- プレス
- 投資家向け情報
- 採用情報
- 品質
- 最新ニュース
四半期報告書
2026/08/10
ビジネス&財務プレス
2026/08/10
ビジネス&財務プレス
2026/07/13
ビジネス&財務プレス
2026/07/07
GaN FET (窒化ガリウム電界効果トランジスタ) は、ワイドバンドギャップのパワー半導体スイッチです。窒化ガリウム (GaN) と窒化アルミニウムガリウム (AlGaN) のヘテロ接合を用いて、高移動度の伝導チャネルを形成します。現代のパワー エレクトロニクスで高く評価されている窒化ガリウムFETは、従来のシリコン トランジスタに比べて、より高速なスイッチング、高い電力密度、低いオン抵抗を実現します。
多くの最新のGaNデバイスは標準的なシリコン ウェーハ上に製造されており、GaNの性能上の利点と、確立されたシリコン製造プロセスのコストメリットおよび拡張性を兼ね備えています。
- GaN HEMT: 高電子移動度トランジスタ (HEMT) 構造を使用したGaNトランジスタの一種を指す技術的な呼称。GaN HEMT技術は、今日市販されているほとんどのGaNパワー トランジスタの基礎となっています。
- GaN FET: 従来のシリコン電界効果トランジスタ技術に長年携わってきた人々による、GaNトランジスタの一般的な呼び方。
- GaNトランジスタ: HEMTや、その他あまり使用されていないトランジスタ構造も含む、より広い用語。
- GaNパワー半導体: GaNトランジスタをディスクリート デバイスとして、またはセンシング、ドライバなどの追加機能も統合したデバイスとして含む、非常に広い用語。
- CoolGaN™トランジスタ: インフィニオンが開発したGaN HEMTトランジスタの特定のタイプ。高いデバイス性能、品質、信頼性で知られています。
GaN FET技術の主な利点は以下のとおりです。
- スイッチング速度の向上
- 電力効率の向上
- 損失の低減
- 優れた熱特性
これらの利点により、設計者はほぼすべての電力レベルでより高い電力密度を実現でき、特に要求の厳しい高周波電力変換システムで効果を発揮します。
従来のシリコン デバイスと比較すると、GaNトランジスタはより小型の受動部品と冷却システムで済むため、よりコンパクトで効率的な設計を実現できます。
シリコンMOSFETに加えて、設計者はGaN技術を炭化ケイ素 (SiC) デバイスと比較することもよくあります。炭化ケイ素は超高電圧用途で選ばれることが多い一方で、GaN FETは高周波の電力変換システムにおいて、一般により優れたスイッチング性能を発揮します。
GaNのバンドギャップは約3.4 eVで、シリコンの1.1 eVのおよそ3倍です。これにより、この材料ははるかに高い臨界電界を持ちます。これにより、GaN FETを特徴付ける高い耐圧と低いオン抵抗が実現します。
パワーGaN FETは、一般に高電子移動度トランジスタ (HEMT) として設計されます。GaN HEMTデバイスは、従来の化学ドーピングを必要とせず、代わりに結晶材料の原子レベルの特性を利用して、優れた導電性を実現します。
- ヘテロ接合: 薄いAlGaNバリア層を、より厚いGaNバッファ層の上に成長させます。GaN材料には、強い自発分極と圧電分極が固有の性質として存在します。
- 2DEGの生成: この分極により、電子が自然に結晶から引き出され、GaNとAlGaNの境界へ引き寄せられます。そこで電子は、厚さが約1 nmしかない非常に薄い層に集まります。これにより、二次元電子ガス (2DEG) が形成されます。
- 電子移動度: 2DEGは高導電性チャネルを形成します。電子はこの平面内を自由に移動し、どの原子の格子にも束縛されません。その結果、原子による散乱がほとんど起こらず、非常に高速に移動できます。
市販のパワーGaN FETのほとんどはエンハンスメント モード (e-mode) デバイスであり、ノーマリーオフです。
- オフ状態 (VGS = 0 V): ゲートに電圧が印加されていない場合、ゲート下の2DEG層は空乏化 (消失) し、ソース-ドレイン間に電流が流れないようにします。
- ターンオン (VGS = Vth): ゲートに正のしきい値電圧を印加すると電界効果により、電子がゲート下の2DEGチャネルへ引き戻されます。これによりドレイン-ソース間の電気的経路が形成され、トランジスタに電流が流れます。
- ターンオフ (VGS = 0 V): ゲート電圧がゼロに低下すると、電子は直ちにゲート領域から拡散して離れ、2DEGチャネルが途切れてデバイスがオフになります。
- 逆回復がゼロ: シリコンMOSFETには、内部のボディ ダイオードを形成する寄生P-N接合があります。このダイオードが逆方向に導通すると、捕捉されたキャリアを掃き出すための時間とエネルギー (逆回復) が必要になります。GaN FETは2DEGに依存しており、物理的なP-N接合を持たないため、逆回復電荷はゼロです。これにより、高周波スイッチング時の電力損失と電磁干渉 (EMI) が大幅に低減されます。
- 低い寄生容量: GaN FETは水平 (横方向) 構造のため、寄生容量 (入力/出力/逆方向) は、大型の垂直構造のシリコンMOSFETよりも大幅に小さくなります。デバイスのオン/オフに必要な電荷が少ないため、遷移がはるかに高速になります。
- 逆方向導通: GaN FETは、逆方向導通のために低速なボディ ダイオードに依存しません。代わりに、2DEGチャネルを通して逆方向に電流を流します。これにより、逆回復電荷ゼロの同期整流器として動作します。
GaN FETは何に使用されますか?
GaN FETは、効率とサイズの両方が重要となる高周波 高密度の電力変換で使用されます。
代表的なアプリケーション例:
- コンパクトなUSB-C急速充電器
- データセンターおよびサーバー用電源
- 太陽光発電用インバータ
- EV車載充電器
- DC/DCコンバーター
- モータードライブ
- 5G基地局やレーダーなどのRFシステム
GaN技術は電気自動車でも重要性を増しており、高効率な車載充電器、DC-DCコンバータ、駆動系関連のサブシステム、補助電源用パワー エレクトロニクスを支えています。
これらは、スイッチング周波数を高くできることで磁気部品を小型化でき、システムの小型化と全体効率の向上が可能な用途で優れています。
MOSFETとGaN FETの違いは何ですか?
主な違いは、各トランジスタがどのように電流を流すかです。シリコンMOSFETは、垂直方向のドープされたチャネルを使用し、ボディ ダイオードを内蔵しています。GaN FET (HEMT) は、AlGaN/GaNヘテロ接合における横方向の2DEGチャネルを使用し、ボディ ダイオードを持ちません。バイポーラ トランジスタなどの旧来技術とは対照的に、GaN FETは電圧制御で動作し、スイッチング損失が大幅に低く、スイッチング周波数もはるかに高くなります。
GaNはシリコンよりもバンドギャップが広く (約3.4 eV対1.1 eV) 、臨界電界も高いです。これにより、GaN FETはオン抵抗が低く、ゲート電荷が小さく、逆回復電荷がないため、より高速にスイッチングでき、損失も低減します。
シリコンMOSFETにも依然として用途があります。低コストで堅牢であり、真のアバランシェ耐量を備えているためです。
GaNにはボディダイオードがありますか?
いいえ。横型GaN HEMTには、シリコンMOSFETのようなp-nボディダイオードはありません。それでも、2DEGチャネルを介して逆方向 (第3象限伝導) に導通でき、ダイオードのように振る舞います。ただし蓄積電荷がないため、逆回復損失は発生しません。トレードオフとして逆方向電圧降下が大きくなるため、デッドタイム管理が重要になります。
GaNはシリコンMOSFETのようにアバランシェ耐量を持ちますか?
標準的なエンハンスメント モード (e-mode) のGaN FETは、標準的なボディダイオードを持たない横型デバイスであるため、衝撃電離が制御されたクランプ効果を生じず、したがってアバランシェ効果もありません。
しかし、定格650 VのGaN HEMTは、はるかに高い逆電圧に耐えることができ、650 VのシリコンMOSFETと同じドレイン電流値で910 Vに達します。
ただし、シリコン デバイスと同様に、この状態に耐えられるのは一定期間に限られます。インフィニオンのCoolGaN™デバイスは、定格を超える電圧スパイクに一定時間だけ一時的に耐えられるため、電流サージや電圧サージなどの極端な動作事象においても堅牢な動作が可能になります。
そのため、CoolGaN™のデータシートには、いくつかの有用な過渡電圧定格が記載されています。これらのパラメーターを用いることで、デバイスの過渡挙動を適切に記述できます。
HEMTとは何を意味しますか?
HEMTは高電子移動度トランジスタ (High Electron Mobility Transistor) の略です。これは二次元電子ガス (2DEG) を介して導通します。この2DEGは、AlGaNやGaNなど、バンドギャップの異なる2つの半導体の接合部に形成されます。
電子は不純物を含まないチャネル内を移動するため、不純物散乱を回避し、非常に高い移動度に達します。
2DEGとは何ですか?
2DEG (二次元電子ガス) とは、AlGaN/GaNヘテロ接合界面に閉じ込められた、薄く導電性の高い電子シートのことです。これはドーピングではなく、自発分極と圧電分極によって形成され、高密度かつ高移動度のチャネルを形成します。
この2DEGは、GaN HEMTの電流経路です。
スイッチングが高速であることは、常に高効率であることを意味しますか?
自動的ではありません。スイッチングの高速化には、二つの側面があります。利点としては、遷移あたりの損失エネルギーが低減し、より小型の受動部品を使用できるようになります。一方で、周波数が高くなると1秒あたりのスイッチング回数が増え、寄生インダクタンスや寄生容量の影響が大きくなって、新たな設計上の課題が生じる可能性があります。
そのため、エンジニアは速度を無差別に最大化するのではなく、GaNを用いてスイッチング損失と導通損失のバランスを最適化します。最高効率を実現するには、設計者はスイッチング速度と周波数を特定のトポロジー (例: 共振コンバータとハードスイッチング) に合わせて調整し、寄生損失を最小化するように基板レイアウトを最適化する必要があります。
ノーマリーオンとノーマリーオフのGaNトランジスタの違いは何ですか?
GaNトランジスタでは、ノーマリーオフ (eモード) デバイスはゲートに0 Vを印加しているときはオフのままで、導通させるには正のゲート電圧が必要です。
一方、ノーマリーオン (dモード) デバイスは0 Vで自然に電流が流れ、オフにするにはゲートに負の電圧を印加する必要があります。RFアンプや特殊な防衛/衛星用電子機器では、ノーマリーオンが好まれます。
たとえば商用電源向けのパワー エレクトロニクスでは、ノーマリーオフが好まれます。インフィニオンの横型eHEMTは、本質的にノーマリーオフです。dモードGaNをノーマリーオフにする唯一の方法は、別のトランジスタを直列に追加することです。
その結果、共通ソース構成のシリコンMOSFETが共通ベース構成の空乏型GaN HEMTを駆動するカスコード トランジスタの組み合わせとなります。これを性能面で言い換えると、eモードは駆動が小さく、スイッチングが高速で、通常は回路部品点数も少なくて済みます。一方、dモードのカスコードは追加のダンピングが必要になることが多く、逆電流/di/dtの制限により実用的な動作周波数が制限される場合があります。