インフィニオン、ガートナーによりAIデータセンター向けパワー半導体分野の「Company to Beat」に選出

ビジネス&財務プレス

2026/06/29

2026年6月26日、ミュンヘン (ドイツ)

 

ガートナーは、最新のレポート「AI Vendor Race: Infineon Is the Company to Beat in AI Data Center Power Semiconductors」において、急速に進化するAIデータセンター向けパワー半導体市場を分析し、インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) を同分野における「Company to Beat (打ち負かすべき企業、最有力企業)」に位置付けました。本レポートでは、インフィニオンが有する包括的な製品ポートフォリオ、製造能力、そして先端技術への早期投資が、この評価の決定的要因として挙げられています。

ガートナーによると、インフィニオンのフロントランナーとしての位置づけは、炭化ケイ素 (SiC) や窒化ガリウム (GaN) 分野での競争の激化や、コンピュート ボードレベルに注力する競合の台頭により試されつつありますが、同社は幅広いポートフォリオとシステムレベルの専門性により、これに積極的に対応しています。

 

AIデータセンター事業者が継続的にスケール拡大を図る上で、ポートフォリオの広さとシステムレベルの専門性が競争力を左右する重要な要素となる中、インフィニオンはAI市場における売上高を2027会計年度に約25億ユーロに拡大すると見込んでいます。これは、AI電力供給チェーン全体にわたるリーディング ポジションを有するポートフォリオに支えられたものです。

 

電力供給チェーン全体を網羅する包括的なポートフォリオ

ガートナーは、インフィニオンがAIデータセンター向け半導体市場でのポジションを確立している要因として、電力供給アーキテクチャ全体を網羅する「グリッドからコアまで (grid-to-core) 」の包括的なソリューションを評価しています。これは、高性能AIワークロードにおける前例のない電力密度と熱課題に対して、戦略的に対応するものです。

多くの競合がデータセンターの電力チェーンの一部にのみ対応するのに対し、インフィニオンはソリッドステート トランスフォーマー (SST)、電源ユニット (PSU)、エネルギー貯蔵システム (ESS)、中間バスコンバーター (IBC)、さらにプロセッサレベルの電源管理に至るまで、すべての変換段階で効率、信頼性、性能が最適化された半導体ソリューションを提供しています。

 

電力供給チェーンの各段階において最適な半導体技術を用いてすべてのリンクを最適化することで、インフィニオンはデータセンター事業者が複数の電力変換段階にわたる累積的なエネルギー損失を低減することを可能にします。これは、ハイパースケール環境において極めて重要な競争優位であると同時に、業界全体の持続可能性目標への重要な貢献にもなります。

 

SiCとGaN:各段階に最適な半導体技術

インフィニオンの幅広いポートフォリオの強みは、戦略的に組み合わせられた半導体材料にも支えられています。ガートナーは、同社がSiCおよびGaNといったワイドバンドギャップ (WBG) 半導体に対して早期に戦略的な投資を行ったことが、特に次世代800 VDC AIデータセンター向けの高効率電源ソリューションを提供する上で重要な優位性となっていると指摘しています。

インフィニオンは、高電圧のグリッドからラックへの電力変換には高効率なSiCを、超高密度かつ高周波の中間電力ステージにはGaNを、そしてプロセッサレベルでは従来のシリコン (Si) を活用することで、電力変換のあらゆる段階でエネルギー損失を最小化しています。

 

AIデータセンターからフィジカルAIへ

インフィニオンは、AIのバリューチェーン全体にわたるパートナーシップを強化しており、システムインテグレーター、データセンター事業者、テクノロジー企業と密接に連携しながら、次世代電力アーキテクチャの開発を加速しています。

 

さらにインフィニオンの先進的な半導体ソリューションは、データセンターの枠を超えてフィジカルAIの実現を支えています。ヒューマノイド ロボットや協働ロボット、自律システムが安全かつセキュアに「認識・思考・行動」できるようにするため、マイクロコントローラー、電源システム、センシング、接続性、機能安全、セキュリティに至る幅広い技術を提供しています。UBS Research (2025年) によると、世界のロボティクス市場は2050年までに最大1.7兆ドル規模に達し、3億体のヒューマノイドが稼働すると予測されています。さらに、ヒューマノイド1体あたりの平均半導体搭載額は約500ドルと見込まれており、フィジカルAIは今後数十年にわたる最も重要な成長機会のひとつとなります。グリッドからプロセッサコアまで、そしてデータセンターから工場の現場まで、インフィニオンはAI時代のあらゆる領域に電力を供給しています。

 

ガートナーに関する注記

Gartner, AI Vendor Race: Infineon Is the Company to Beat in AI Data Center Power Semiconductors, Menglin Cao, Rajeev Rajput, 2026年5月

Gartnerは登録商標であり、Gartner, Inc. およびその関連会社の商標です。

 

Gartnerは、同社のリサーチ出版物に記載された特定のベンダー、製品、またはサービスを推奨するものではなく、また、最高評価またはその他の指定を受けたベンダーのみを選択するよう技術利用者に助言するものではありません。Gartnerの調査結果は同社の調査機関の見解であり、事実の記述として解釈されるべきものではありません。本リサーチに関して、商品性や特定目的への適合性を含め、明示または黙示を問わず一切の保証を行いません。

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進しています。全世界で約57,000人の従業員を擁し (2025年9月末時点)、2025会計年度 (2024年10月~2025年9月) の売上高は約147億ユーロです。ドイツではフランクフルト証券取引所 (銘柄コード:IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード:IFNNY) に上場しています。

ウエブサイトhttps://www.infineon.com/ Follow us: Facebook - LinkedIn

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Gartner identifies Infineon's role in enabling 800 VDC power architectures for AI data centers as a defining factor in its industry leader status.

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Information Number : infxx202606-117

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Yufuko Toyoda

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