インフィニオン、3 つの新たなソフトウェア バンドルでDRIVECORE ポートフォリオを拡充し、将来の RISC-V車載MCUへの顧客の移行を加速

マーケットニュース

2026/03/12

2026年3月3日、ミュンヘン (ドイツ)

インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は、ソフトウェア定義車両 (SDV) の開発を簡素化し、加速することを目的にDRIVECORE ソフトウェア ポートフォリオ に3つの新しい バンドルを追加します。今回追加の中心となるのは、インフィニオンのRISC‑Vバーチャル プロトタイプ向けの新しいDRIVECOREバンドルです。これは、RISC‑Vをベースとする今後のAURIX™ マイクロコントローラー (MCU) ファミリーに向けて、車載エコシステムの準備における重要なマイルストーンとなります。インフィニオンは、今回の取り組みにより、オープンでスケーラブルなコンピュート アーキテクチャへの移行を引き続き牽引し、ハードウェアが利用可能になる前に次世代MCU向けのソフトウェア開発を開始できるよう、顧客およびパートナーを支援します。

RISC-V対応に向けた次のステップ
インフィニオンは、RISC-Vを自動車産業のオープン スタンダードにすることにコミットしています。2025 年のEmbedded Worldで RISC-Vのプレシリコンのバーチャル プロトタイプを発表したのに続き、インフィニオンはこれらの機能を DRIVECORE ポートフォリオに組み込み、自動車開発者がすぐに使用可能な RISC-Vの評価環境にアクセスできるようにします。この新しいバンドルには、インフィニオンの AURIX RISC-V iLLDs、シノプシス社の RISC-V用Synopsys Virtualizer Development Kit (VDK)、HighTec社の車載グレード C/C++コンパイラ (LLVMに基づく)、および Lauterbach社のTRACE32®デバッグおよびトレース ソリューションが統合されています。

この完全な事前統合環境により、顧客およびパートナーは、RISC-Vアーキテクチャを評価し、プレシリコン段階からソフトウェア開発を前倒しで開始し、ツールチェーンの準備を検証できます。これらは開発リスクを大幅に削減し、市場投入を加速します。このバンドルはクラウド対応であるため、評価がより迅速かつ容易になります。

インフィニオンのオートモーティブ事業部のソフトウェア、パートナーシップ、エコシステム マネージメント責任者であるトーマス シュナイド  (Thomas Schneid) は「SDVの時代には、迅速なソフトウェア移行、高速な開発サイクル、シンプルなライセンス体系が一層重要となっています。DRIVECORE ポートフォリオに RISC-V バーチャル プロトタイプを追加することで、RISC-VベースのMCUへの顧客の移行を容易にし、スムーズに移行できるようにします」と述べています。

アーキテクチャ全体での DRIVECORE エコシステムの拡大
RISC-V バンドルに加えて、インフィニオンは、ターゲットとなる主要な車載ソフトウェア ドメインを対象にさらに2 つの DRIVECORE ソリューションを導入します。

Elektrobit社およびIAR社と共同で開発されたPSOC™ DRIVECORE Smart End Pointバンドルは、インフィニオンの実証済みPSOCハードウェアをElektrobit社のEB tresos AutoCore LightソフトウェアおよびIAR社の認定埋め込みツールチェーンと組み合わせます。初期コード生成から機能安全性証拠の生成まで、スマート エンドポイントECUの基盤を提供します。

AURIX DRIVECORE AUTOSARバンドルは、インフィニオンのMCALドライバー、Elektrobit社のEB zoneo GatewayCoreおよびEB tresos AutoCoreスタック、およびTASKING社 SmartCode C/C++ Compiler Tool Chainを統合しています。これは、パフォーマンスに優れたドメインおよびゾーン制御ECUに最適化されており、 AUTOSARベースの開発を加速する同時に統合の複雑さを最小限に抑えることを可能にします。

統一されたスケーラブルなソフトウェア基盤で SDV イノベーションを推進
すべてのDRIVECORE バンドルは、同じ原則を共有しています。すなわち、事前に統合およびテストされたソフトウェア スタックは、実証済みのツールと伴っており3 か月間の無料評価ライセンスで提供されます。これによりすぐに生産性が向上し、移行の労力が削減され、サプライヤーおよびライセンスの管理の複雑さが排除されます。

導入時には、統合されたエコシステムには世界および各地域の主要パートナーが参画しており、顧客はRISC-V、Arm®、TriCore™の各アーキテクチャにわたって、多様なツール、ミドルウェア、ライブラリ、開発の専門知識へアクセスできます。

今回の3 つの新バンドルは、車載ソフトウェア開発を簡素化するというインフィニオンのミッションを拡張し、現在および将来のMCUファミリーにわたってSDVへの移行を支援します。

供給状況について
DRIVECORE RISC-Vバーチャル プロトタイプ デモは、embedded world 2026 の Lauterbach 社ブース (ホール 4、ブース 4-210) および HighTec社 ブース (ホール 4、ブース 4-432) でご覧いただけます。リア ライティングのアプリケーションを備えた PSOC™ DRIVECORE Smart End Pointのデモは、インフィニオン ブース (ホール 4A、ブース 4A-138) で展示します。詳細については、www.infineon.com/drivecore を参照してください。

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進しています。全世界で約57,000人の従業員を擁し (2025年9月末時点)、2025会計年度 (2024年10月~2025年9月) の売上高は約147億ユーロです。ドイツではフランクフルト証券取引所 (銘柄コード:IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード:IFNNY) に上場しています。

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The three new bundles of the DRIVECORE software portfolio support simpler and faster development of software-defined vehicles (SDVs).

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Yufuko Toyoda

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