インフィニオン、世界MCU市場で首位の地位を一層強化

ビジネス&財務プレス

2026/03/10
  • 2025年の市場シェアは23.2% (2024年: 21.4%) 、市場全体は微減
  • 車載イーサネット事業買収によりソフトウェア定義車両向けMCU事業を一層強化し、ヒューマノイド ロボット分野でも成長機会を創出
  • 耐量子暗号など今後のサイバーセキュリティ要件に対応したMCU製品群を将来性を確保

 

2026年3月10日、ミュンヘン (ドイツ)  

 

インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)  は、世界のマイクロコントローラー (MCU) 市場における首位の地位を一層強化しました。オムディアの最新調査[1]によると、インフィニオンの2025年のMCU市場シェアは23.2%へ上昇 (2024年: 21.4%) し、前年比で1.8ポイント増となりました。これは競合各社の中で最大の伸びです。なお、このシェア拡大はMCU市場が微減 (-0.3%) する環境下で実現しました。

 

インフィニオンのボードメンバーで最高マーケティング責任者 (CMO) のアンドレアス ウルシッツ (Andreas Urschitz) は「このすばらしい成果は、顧客価値を高めるイノベーションの加速、卓越したシステム ソリューション、そして強固な顧客関係に対する当社のたゆまぬ取り組みを反映したものです。インフィニオンは、優れた製品ポートフォリオ、信頼性の高いソフトウェア、使いやすい開発ツールにより、お客様が価値を創出し、脱炭素化とデジタル化という世界的課題に対応できるよう支援しています。市場を上回る成長は、テクノロジーへの継続的な投資と、世界中のパートナーとの緊密な協業による確かな成果です」 と述べています。

 

ソフトウェア定義車両向けMCU事業を強化するイーサネット

インフィニオンは、2023年に車載のMCU市場で首位となったのに続き、2024年には世界のMCU市場で初めて首位となりました。この市場首位という地位は、2025年8月に完了したマーベルの車載イーサネット事業の買収により一層強化されています。この買収を通じて、インフィニオンの最先端のコネクティビティ ポートフォリオが拡充され、ソフトウェア定義車両 (SDV) のセントラル コンピューティング アーキテクチャに向けたシステム能力が高まります。業界を牽引するBRIGHTLANE™ 車載イーサネット ポートフォリオをインフィニオンのAURIX™、PSOC™、TRAVEO™といった車載MCUファミリーと統合することで、SDV向けに比類ないシステム提案が実現します。これにより、自動運転、先進運転支援システム(ADAS) 、セキュアなOTA (Over-the-Air) アップデートなどの機能が可能になります。

 

インフィニオンのMCUがヒューマノイドロボットなどのフィジカルAIを実現

さらにこの買収は、ヒューマノイド ロボットなどの新しいIoT分野およびフィジカルAIにおけるさらなる成長機会をもたらします。インフィニオンのAURIX、PSOC、MOTIX™ MCUは、ヒューマノイド ロボットが安全にリアルタイムで周囲環境を認識し、思考し、相互作用できるようにし、高度なコンピューティング、スマートなアクチュエーションとモーター制御、コネクティビティ、インテリジェントなエッジ機能を実現します。

 

インフィニオンは、ヒューマノイド ロボットにおける主要な機能ブロックを提供し、産業・サービス・家庭向けアプリケーションにおいて、構想段階から量産までお客様を支援します。PSOCポートフォリオによって、インフィニオンは産業およびコンシューマー市場での存在感を継続的に拡大しており、スマートホーム システム、産業用制御機器、コネクテッドIoT機器で広く採用される、スケーラブルでセキュア、電力効率のよいMCUソリューションを提供しています。

 

将来要件に向けたサイバーセキュリティ機能をすでに実装

IoT機器、コネクテッドカー、産業インフラ、AI駆動アプリケーション、ロボティクスに至るまで、サイバーセキュリティは不可欠です。そのためインフィニオンのMCUは、将来にわたって有効なセキュリティを念頭に設計されており、データ、ID、システムを最初から、そしてライフサイクル全体にわたって保護します。例えば、最新世代のAURIXおよびTRAVEO MCUは、ISO/SAE 21434 (オートモーティブ セキュリティ)  などの国際的なセキュリティ標準に準拠しています。さらに、インフィニオンは、EUサイバー レジリエンス法 (Cyber Resilience Act) や耐量子暗号 (PQC) といった将来要件を現在の段階ですでに満たすアーキテクチャを設計しており、例えば、産業およびコンシューマー向けの最新PSOCや車載向けのAURIXおよびTRAVEOにおいて対応しています。

 

[1] オムディアの調査 (Annual 2001-2025 Semiconductor Market Share Competitive Landscaping Tool – 4Q25、2026年3月) に基づく、またはこれを含みます。本結果はInfineon Technologies AGを推奨または支持するものではありません。第三者が本結果に依拠する場合は、当該第三者自身の責任において行うものとします。

 

Embedded Worldにおけるインフィニオン

2026年3月10日 (金)  から12日 (日)  まで、独ニュルンベルクにて開催されるEmbedded Worldにおいて、インフィニオンは産業・コンシューマー・車載MCUの包括的ポートフォリオを紹介します。特に、セキュア、コネクテッド、インテリジェントなシステムに向けたイノベーションに重点を置いています。来場者は、インフィニオンのブース (ホール4A、ブース138) ならびに一連の講演やデモをご覧いただけます。

 

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進しています。全世界で約57,000人の従業員を擁し (2025年9月末時点) 、2025会計年度 (2024年10月~2025年9月)  の売上高は約147億ユーロです。ドイツではフランクフルト証券取引所 (銘柄コード:IFX) 、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード:IFNNY)  に上場しています。

ウエブサイトhttps://www.infineon.com/ Follow us: Facebook - LinkedIn

 

Press Photos

Andreas Urschitz, Chief Marketing Officer and Member of the Management Board of Infineon Technologies AG

JPEG

2126x1417 px

ダウンロード

Information Number : infxx202603-066

avatar

Yufuko Toyoda

日本