48Vベルトスタータージェネレータ- インバータISG / 48Vベルトスタータージェネレータ

ベルト駆動一体型スタータジェネレーター（BiSG）を搭載したP0パワートレイン構成は、48Vマイルドハイブリッドの電気システムとしては、最も低い統合コストと開発工数を実現しています。3相または6相の構成で、低い電力密度で最大10kWのピーク電力を動作させます。  しかし、BiSGの場合、電気機械のトルクはベルト接続によりトルクが制限され、エンジンとトランスミッションの摩擦損失により回生効率が低下します。

インフィニオンは、電源IC、マイコン、センサ、スマートパワードライバ、ハイパワーMOSFET、トランシーバに至るまで、完全で包括的なシステムソリューションを提供しています。下のブロック図は、自励式巻線界磁型BiSG（同期機の別励磁）の制御に使用される半導体の基本レイアウトを示しています。ここでは、電気モータのFOC制御と、オルタネーター動作時のエキサイター制御の両方をマイクロコントローラで実現しています。なお、安全性に関しては、主要部品であるマイクロコントローラ、PMIC、3相ゲートドライバはISO26262 ASIL-Dに準拠しています。

HVメインインバーターの詳細については、専用のアプリケーションページ(H)EVメインインバーター - ハイブリッド/電気自動車)をご覧ください。