インフィニオン、NFCのIPと技術ポートフォリオを拡大し、IoT市場におけるリーダーとしての地位を強化

2022/02/16 | マーケットニュース

2022年2月9日、ミュンヘン (ドイツ)

インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は本日、France Brevets社およびVerimatrix社からNFC (近距離無線通信) 特許ポートフォリオの買収を完了したことを発表しました。インフィニオンはさまざまな国の約300の特許を保有することになり、この数の特許ポートフォリオを有するのはインフィニオンのみです。すべての特許はNFC技術に関連するもので、アクティブ ロード モジュレーション (ALM) のような集積回路 (IC) に組み込まれた技術、または、ユーザー レベルでNFCの使い勝手を向上させる技術のいずれかが含まれています。この特許ポートフォリオは、以前はFrance Brevets社が収益化していました。現在は、インフィニオンの特許管理に完全に統合されています。

インフィニオンのコネクテッド セキュア システムズ事業部長のトーマス ロステック (Thomas Rosteck)は、「今回の買収によりインフィニオンは、当社がリードする市場の特にIoT向けのセキュリティおよびコネクティビティ ソリューションにおいて、IPおよび技術ポートフォリオをさらに強化することができます。インフィニオンの特許ポートフォリオの拡充は、当社の優れたポジショニングと、複数の垂直分野にまたがる技術への継続的な投資を明確化するものです。取得した特許は、コネクティビティおよびIoTにおける当社の認知度をさらに高めるだけでなく、デバイス認証における当社のIPリーダーシップの強化に向けた新たな一歩となるでしょう」と述べています。

最近取得した特許ポートフォリオは、最も厳しい環境下での容易かつ迅速な開発をサポートし、革新的な製品開発を可能にします。用途としてはIoTをはじめ、リストバンド、指輪、時計、メガネなどのウェアラブル製品におけるセキュアなIDやトランザクションなどが挙げられます。ABI Research社は、2022年から2026年の間にNFC対応機器やアイテム/製品の出荷台数が150億台を突破すると予測 [1]しています。

NFCデバイス メーカーは多くの場合、特定の形状や材料の問題に直面します。さらに、フォーム ファクターの制限やセキュリティの実装により設計サイクルが長くなっています。たとえば、ウェアラブル機器におけるNFCの統合は、小型のループ アンテナや特定の構造を必要とする場合があります。このため、従来のパッシブ負荷変調の規格適合を達成するには、アンテナ サイズに物理的な限界が生じます。NFC特許ポートフォリオでカバーされている技術であるALMは、スペースの制約を改善することでこの課題解決に役立ちます。

[1] 出典: ABI Research社「Wireless Connectivity Technology Segmentation and Addressable Markets」2021年11月15日

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INFCSS202202-048j

Press Photos

  • インフィニオンはFrance Brevets社およびVerimatrix社からNFC (近距離無線通信) 特許ポートフォリオの買収を完了しました。最近取得した特許ポートフォリオは、最も厳しい環境下での容易かつ迅速な開発をサポートし、革新的な製品開発を可能にします。用途としてはIoTをはじめ、リストバンド、指輪、時計、メガネなどのウェアラブル製品におけるセキュアなIDやトランザクションなどが挙げられます。
    インフィニオンはFrance Brevets社およびVerimatrix社からNFC (近距離無線通信) 特許ポートフォリオの買収を完了しました。最近取得した特許ポートフォリオは、最も厳しい環境下での容易かつ迅速な開発をサポートし、革新的な製品開発を可能にします。用途としてはIoTをはじめ、リストバンド、指輪、時計、メガネなどのウェアラブル製品におけるセキュアなIDやトランザクションなどが挙げられます。
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