インフィニオン、SKシルトロンCSSとSiCウエハーの供給契約を締結し、マルチソーシング戦略を強化

2024年1月10日、ミュンヘン (ドイツ)

パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであるインフィニオン テクノロジーズAG (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は、炭化ケイ素 (SiC) サプライヤーのSKシルトロンCSSと正式に契約を締結しました。

本契約に基づき、SKシルトロンCSSはインフィニオンに競争力のある高品質の150mm SiCウエハーを提供し、SiC半導体の生産を支援します。その後の段階として、SKシルトロンCSSはインフィニオンの200mmウエハーへの移行を支援する重要な役割を担います。

インフィニオンの最高調達責任者 (CPO) のアンジェリーク ヴァン デル ブルグは「インフィニオンにとってサプライチェーンの強靭性とは、マルチサプライヤー戦略を実施し、新たな成長機会の創出と脱炭素化の推進のために、逆境時にも力強く前進することです。SKシルトロンCSSと提携し、SiC市場の最高水準に匹敵する、エネルギー効率に優れた最高品質の新製品を提供することで、当社の幅広い顧客基盤のSiC需要の拡大に応えられることを嬉しく思っています」と述べています。

SKシルトロンCSSのCEOであるJianwei Dong博士は「SiC素材と製造に関して数十年の経験を持つ当社は、持続的に製造される化合物半導体ソリューションに比類のない知識をもたらします。この豊富な経験は、インフィニオンとのパートナーシップの礎となっています。この長期供給契約は、当社の広範な専門知識と、暮らしをより便利に、安全に、エコにするというインフィニオンのビジョンとの相乗効果を示すものです」と述べています。

SK シルトロンCSSについて

SKシルトロンCSSは、最先端の化合物半導体ウエハー ソリューションの提供を通じて世界の半導体メーカーと提携しています。韓国を拠点とするSKグループ傘下のSKシルトロンの子会社であるSKシルトロンCSSは、持続可能な化合物半導体ソリューションを通じて世界を変革するというビジョンを達成するために、SKグループのグローバルリソースを活用することができます。

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進しています。全世界で約58,600人の従業員を擁し、2023年会計度 (2022年10月～2023年9月) の売上高は約163億ユーロです。ドイツではフランクフルト証券取引所 (銘柄コード：IFX) 、米国では店頭取引市場のOTCQX  (銘柄コード：IFNNY) に上場しています。ウェブサイト www.infineon.com/jp

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