インフィニオン、産業用アプリケーション部門の名称を「グリーン インダストリアル パワー (GIP)」に変更

ドイツ、ミュンヘン - 2023年4月3日 – インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は、脱炭素化およびデジタル化の潮流に対する自社の一貫性をより明確に示すため、インダストリアル パワー コントロール (IPC) 事業部の名称をグリーン インダストリアル パワー (GIP) 事業部に変更しました。グリーンエネルギーが同事業部の成長の主な原動力となっています。

グリーン インダストリアル パワー事業部プレジデントであるピーター バーウァー (Peter Wawer) は「インフィニオンは、グリーンでコスト効率の高い電気エネルギーを可能にしています。私たちは風力発電と太陽光発電の分野を主導するポジションにあり、私たちのパワー半導体により、エネルギー変換チェーン全体を通じてより高効率のスタンダードが設定されています。このことは非常に大きな成長の可能性を示しており、その可能性にふさわしい名称に私たちの事業部名を変更することにしました。産業用事業において私たちは大きな成功を収めてきました。この分野は今後も成長し続けるでしょう。同時に、エネルギー供給とモビリティの脱炭素化により、再生可能エネルギー、送電網の拡張、充電インフラの成長がさらに加速されるでしょう。当社の幅広い製品ポートフォリオ、テクノロジー、パワー半導体、ソフトウェア、サービスにおける最先端の専門性、そして経験豊富なグローバルチームといったすべてが、私たちの社会のグリーンに変革するために絶好の立場にあることを意味しています」と述べています。

従来、同事業部の売り上げの中心は、例えば電気モーター用の駆動技術のような、産業用および民生用の効率的なエネルギー供給を実現するパワー半導体でした。今後、平均以上の成長が見込まれるのは、主にエネルギー転換によるもので、特に再生可能エネルギーとそれに必要なインフラの拡張がその要因になると思われます。

グリーン インダストリアル パワーへの社名変更は、当事業部の成長分野への強い志向を表すものであり、産業用事業は将来的にも同事業部のポートフォリオの重要な一部であることを意味します。なお、この名称変更による組織体制に関する変更はありません。名称変更は2023年4月1日付で行われます。

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進しています。全世界で約56,200人の従業員を擁し、2022年会計度 (2021年10月～2022年9月) の売上高は約142億ユーロです。ドイツではフランクフルト証券取引所 (銘柄コード：IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード：IFNNY) に上場しています。