インフィニオン、販売代理店契約を富士エレクトロニクスと新規締結

~産業用製品売り上げを3年で2倍へ~

2011/07/08 | ビジネス&フィナンシャルプレス

東京(日本)

 独インフィニオンテクノロジーズの日本法人インフィニオンテクノロジーズ ジャパン(代表取締役社長:森 康明、東京都品川区)は、激変する半導体需要への対応と今後一層の拡販に向け、富 士エレクトロニクス株式会社(代表取締役会長兼CEO:息栖 邦夫、東京都文京区)と新たに販売代理店契約を締結した。インフィニオンの日本での販売代理店として7社目となる。両社の契約は7月7日に調印され、即 日発効した。

 特に産業用製品群の拡販目標を今後3年で2倍におくインフィニオン。富士エレクトロニクスの半導体ビジネスにおけるこれまでの実績と、日 本全国を網羅している顧客ポートフォリオの豊かさが決め手となった。大企業だけでなく、広汎に中小企業も顧客として取引する富士エレクトロニクスの販売戦略と実績はインフィニオンの戦略に合致する。

 インフィニオンテクノロジーズジャパン 代表取締役 森 康明は、「日本市場での半導体需要は今後大いに変化すると思います。大企業に限らず、今 後は日本の中小の企業も海外市場へ進出し急成長を遂げる成功を、私たちは沢山観ることになると予想しています。特に産業用製品群の顧客に多いと考えています。その様な日本企業各社に、グローバルな顧客・製 品サービスに実績を誇るインフィニオンがお手伝いできると確信しています。」と述べました。

 また、富士エレクトロニクス 代表取締役会長兼CEOの息栖邦夫氏は、「弊社の実績と顧客ポートフォリオがインフィニオン社の戦略に合致し評価されたのは嬉しく思います。富 士エレクトロニクスの顧客各社も、インフィニオンの半導体を採用する機会が広がったことで喜んで貰えるものと確信します」と述べています。

 

インフィニオンについて

  インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、 エネルギー効率モビリティセキュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2010会計年度(9月決算)の 売上高は32億9,500万ユーロ、従業員は世界全体で約2万6,650人 1でした。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場されています。

 

インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp

1本数値には、インテルコーポレーションに売却された携帯電話事業(ワイヤレス・ソリューション事業部)の従業員約3,500名が含まれています。