インフィニオンのQAM方式VDSLがBTexact研究所試験で好成績を達成

2003/07/03 | テクノロジー メディア

独インフィニオンテクノロジーズは、英ブリティッシュ・テレコム(BT)の研究、技術およびIT事業部門であるBTexactが行った研究所試験で、イ ンフィニオンのQAM方式VDSLチップが卓越した結果を達成したと発表しました。インフィニオンのQAM方式VDSLソリューションは現在、アジア太平洋地域と日本の主要顧客企業に大量に出荷されています。

2003年3月の「VDSLオリンピック」の時と同様、先週の試験では、ブリッジタップ(分岐点)、ノッチ、ノイズマスク、ペイロードなどを含む各種パラメータをあらかじめ定義したうえで、チ ップの性能がテストされました。チップ技術の進歩とファームウェアのアップグレード版採用を映して、インフィニオンのQAM方式VDSLソリューションは今回、そ れらの試験項目でオリンピック時を200パーセントも上回る好成績をあげました。

インフィニオンQAM方式VDSLに関する試験結果の概要は、下記URLの「Additional Information」の項をご参照ください:
http://www.infineon.com/cgi/ecrm.dll/ecrm/scripts/prod_ov.jsp?oid=46027&cat_oid=-10085

インフィニオンのクリスティアン・ヴォルフ(有線通信グループ担当副社長兼アクセス事業ユニット・ゼネラルマネージャ)は、「現在までの試験結果では、イ ンフィニオンのQAM方式VDSLチップセットが、同等の性能で比較した場合、価格、シリコンサイズ、実装面積および消費電力の点で、市場で最高の商用ソリューションであることを証明しています。当 チップの性能向上は、単純なファームウェアのアップグレードによって達成されました。これほどの短期間で性能向上を達成できたことは、シンプルかつ最適な方法で、特 定の市場ニーズに合わせた調整ができるというインフィニオンのVDSLソリューションの能力を裏付けたことになります。インフィニオンは、この試験結果が変調方式論議に終止符を打ち、イ ンフィニオンがベストなものへ集中できるきっかけになると信じています。これを機に、通信事業者が、クラス最高のインフィニオンのQAM方式VDSLソリューションを使って、先 進的なブロードバンドサービスを提供できるようになることを願っています」と、語りました。

BTexactがこれまで行った試験は、試験期間が限られていたため、極めて重要な義務的性能試験に絞られています。全部の試験が完了するまでにはあと数週間かかります。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2003会計年度(9月決算)の売上高は61億5,000万ユーロ、2003年9月末の従業員数は約32,300名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。

Information Number

INFCOM200307.102