量子コンピューター時代に備える
──世界初の認証を取得した耐量子暗号(PQC)
セキュリティソリューション
量子コンピューターの脅威とは?
今後10年から20年以内に量子コンピューターは、現在の暗号アルゴリズムを破るほど強力になり、私たちが普段利用しているデジタル機器に深刻なセキュリティ被害が起こることが予想されています。
量子コンピューターが実現すると、現在広く使われているデジタル証明アルゴリズムが破られてしまう可能性があるのです。
その結果、特に以下のケースで深刻なセキュリティ危機となることが予想されています。
- eIDや決済カードなどの個人情報
- 5G通信やIoT機器
- 暗号化メッセージやデータの保存
10年以上の寿命を持つデバイスは今から耐量子暗号(PQC)対応への取り組みを進め、この危機に備えることが必要です。
インフィニオンのTEGRION™セキュリティ コントローラーは、量子コンピュータの脅威を見越した「未来の安全な暗号技術」として、既存のセキュリティシステムに取り入れることが可能です。ハードウェアで耐量子暗号に対応可能なセキュリティ コントローラーは2025年4月現在インフィニオンのみが所有しています。
未来を守る耐量子セキュリティ
インフィニオンの「TEGRION™セキュリティ コントローラー」は、耐量子暗号(PQC)の実装において、世界初となるコモン クライテリアEAL6認証を取得しました。この製品は、量子コンピュータの脅威に立ち向かうための最先端ソリューションを提供します。
製品の特長
- EAL6認証取得:高度なセキュリティ基準を満たし、徹底的に評価済み
- 耐量子暗号対応:量子コンピュータ攻撃への耐性確保
- 多用途性:eSIM、5G SIM、個人ID、決済カードなど幅広いアプリケーションに対応
- インテグリティ ガード32搭載:インフィニオン独自のセキュリティ アーキテクチャ
インフィニオンの耐量子暗号(PQC)アルゴリズム対応への取り組み
量子コンピュータが現実のものとなる日は近いと言われています。現在のセキュリティ基準では、未来の量子コンピュータ攻撃に耐えることは難しく、耐量子暗号(PQC)への移行が急務となっています。インフィニオンはその最前線で、安全で信頼性の高いソリューションを提供しています。
実績ハイライト
- 世界初:耐量子暗号実装のコモン クライテリアEAL6認証取得
- ドイツ連邦情報セキュリティ局(BSI)との共同開発
- 量子安全な未来を目指した業界リーダーシップ
信頼性の証
- 国際的に認められたコモン クライテリア規格に準拠
- ドイツ政府による評価・認証
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