スマートホームのセキュリティ

スマートホームには、間違いなくセキュリティが必要です。セキュリティがなければ、スマートホームを実現することはできません。セキュリティがなければ、人々の信頼を失います。一度失った信頼を取り戻すことは非常に困難です。そのため、Project Matterでは、強固なセキュリティの必要性を設立の理念としています

最新のスマートホーム機器は、強力な機能、高度な処理、幅広い接続性を備えています。こうした強力な機能は、機器の脆弱性を利用しようとする悪意のある行為をする者にとってたいへん魅力的です。大量生産されたスマートホーム製品の弱点は、そのまま大きなセキュリティリスクに直結します。

残念ながら、デバイスの開発プロセスにおいてメーカーの多くが、「とりあえず接続できるようにし、後で安全性を確保」という考え方をとっているようです。

競争の激しい市場では、セキュリティ上の懸念は見落とされがちです。製品をタイムリーに展開させるうえで妨げになったり、実際に大幅に遅らせてしまう厄介者と見なされることが多いからです。しかし、ようやくメーカーやベンダーが、自社のデバイスが危険にさらされることで生じる莫大なコスト(金銭的、評判の両方)について認識し始めました。

世界中の政府やサービスプロバイダーが、新しいポリシーやコンプライアンス要件を策定することで、この課題に対応しています。

Project Matterは、強力なセキュリティをデザインの基本方針にして、白馬の騎士のようにこの分野に参入します。

Matter規格の導入により、新しいデバイスをホームネットワークに追加する際に、ユーザーは新たなセキュリティと利便性を体験できます。デバイスのIDは、デバイスの製造から保守終了まで、実装が簡単なハードウェアベースのセキュリティを使用して保存・更新できます。ハードウェアベースのセキュリティは、安全でないパスワードを使用できなくし、保護されたファームウェアの更新によってデバイスの整合性を維持し、最新のデータ暗号化によって個人データを保護します。

ハードウェアのセキュリティは、ユーザーのプライバシーとデータの安全性を守るという点で比類なく、3つの大きなメリットがあります。

どのようなシステムやプラットフォームにも簡単に実装可能

ユーザーの余計な手間を省き、消費者の体験をシンプルにすることも可能

物理的攻撃と論理的攻撃の両方に対して、強力な防御力を持つため、利用可能な保護機能の中で最も優れた機能を提供

インフィニオンは、暗号プリミティブ、セキュア通信、デバイス認証、スマートホームデバイスのセキュリティ認証の要件などのテーマなど、すべての主要Matterプロジェクトのセキュリティチームのリーダーを務めています。インフィニオンの専門家は、Connected home over IP規格技術の開発に大きく貢献し、IoTセキュリティに関する数十年の経験を活かして道を切り開き、危険性を回避してきました。適切な時期が来れば、インフィニオン製品は、CHIP準拠のデバイスやシステムを構築するために必要なすべての機能を提供します。

インフィニオンは、ハードウェアベースのセキュリティだけでなく、ワイヤレス接続における長年の経験と、IoTシステムに対する深い理解により、安全性が高く、使用、構築、実装が簡単なIoT向けソリューションと規格を作ることができます。詳細については、インフィニオンの担当者にお問い合わせください