CYT3DLABHBQ1AESGS
概要
CYT3DLABHBQ1AESGSは、マイクロコントローラのTRAVEO™ T2G CYT3DLファミリーの製品です。高効率な組み込み用プロセッサArm® Cortex®-M7を使用し、2.5Dグラフィックスエンジン、サウンド処理、周辺機器やセキュリティ処理用のArm® Cortex®-M0+ CPUも搭載しています。さらに、WVGA GFXを搭載し、216-ピン TEQFPパッケージを採用しています。インストルメントクラスターやヘッドアップディスプレイ (HUD) などの車載システム向けに特化しています。
主な特長:
- 32ビットArm® Cortex®-M7 CPUおよび32ビットArm® Cortex®-M0+ CPU 512 KB コードフラッシュメモリ、64 KBワークフラッシュ、64KBSRAM
- 通常動作用に16ビットタイマ/カウンタ/パルス幅変調器 (TCPWM) ブロック × 最大50個、32ビットタイマ/カウンタ/パルス幅変調器 (TCPWM) ブロック × 最大32個
- 電源: 2.7~5.5 V
- エンハンスト セキュア ハードウェア エクステンション (eSHE) およびハードウェア セキュリティ モジュール (HSM) に対応
- ASIL-B準拠 (FMEDA)
- DeepSleepモードからのウェイクアップ用GPIOピン最大61本
- SMIF速度 100MHz
- 外部割込みチャネル108本
- 12x SCB / 2x LIN / 4x CAN FDチャネルおよびEthernet
- DMAコントローラー
- ペリフェラルDMAコントローラー #0 (P-DMA0) 76 チャネル
- ペリフェラルDMAコントローラー #1 (P-DMA1) 84 チャネル
- メモリDMA (AHB) コントローラー (M-DMA0) 8 チャネル
- メモリDMA (AXI) コントローラー (M-DMA1) 4 チャネル
- 温度範囲: -40℃~+105 ℃
- 216-TEQFP パッケージ
利点
- Arm® Cortex®-M7を使い車載機能を提供するワンチップソリューション
- 最適化されたメモリフットプリントによりBOMを削減
- 専用M0+コアによりセキュアブート対応し、暗号化機能を高速化するセキュリティハードウェアによる最先端のセキュリティを提供
- セキュリティとデュアルバンクフラッシュによるFOTAサポート * 安全 (ASIL-B) 機能および分析レポート
- TRAVEO™ T2GクラスターMCUポートフォリオの一部で、幅広いアプリケーションと高いレベルのソフトウェア再利用が可能
アプリケーション
サポート