パワーオプティマイザソリューション

DC-DCパワーオプティマイザは太陽光電力(PV)パネルからの可変DC電圧を固定DC電圧に変換します。
これは最大電力点追従(MPPT)段とも呼ばれています。MPPTは、放射レベルや気温変化を含むさまざまな環境条件下で抽出される電力を最大化するために用いられる技術です。MPPTは、単一ユニットを個々のパネルに設けた場合はそのユニットを介して直接かつ個別にそのPVパネル上で実施され、入力に複数のPVパネルを直列に接続した場合はインバータの予備バック/ブースト段において実施されます。
PVパネルにパワーオプティマイザを設置することにより、住居用ソーラー設備に一部の地域で要求される緊急停止(RSF)機能を実現することができます。スタンドアロン型パワーオプティマイザは屋外の厳しい環境下で使われることから、高効率レベル、長寿命であることは、これらのユニットの成功を左右する重要な要因です。

インフィニオンは、広い範囲の製品をさまざまなパッケージとSi(シリコン)、SiC(シリコンカーバイド)、GaN(ガリウムナイトライド)を含むさまざまな技術で提供します。これにより、メーカーは単パネルおよび複数パネルのマイクロインバータデザイン向けに最適化された、効率的ソリューションを創出することができます。
インフィニオンは、スタンドアロン型パワーオプティマイザ向けに以下の製品を提供します。
- パネルレベル
<500W:各PVパネルにパワーオプティマイザを設けたモジュール方式の場合、OptiMOS™ MOSFETおよび2EDL EiceDRIVERが最も高い性能と最も低いフォームファクタを提供します。 - ストリングレベル
1~20kW:シリコンCoolMOS™およびシリコンカーバイドCoolSiC™ MOSFET、HighSpeed3 IGBTおよびTRENCHSTOP™ IGBT6技術などのインフィニオンのディスクリートソリューションが価格性能比を最大化します。 - >20kW:インフィニオンのEasy CoolSiC™モジュールが設計効率を上げ、ブースタ段の重量を低減します。
ソーラー/風力発電から蓄電へ:トレンドとソリューション

ソーラー発電、風力発電、エネルギー貯蔵システムのアプリケーションやパワー半導体要件についてはこちらをご覧ください。インフィニオンが再生可能エネルギーおよび貯蔵市場のトレンドにどのように対応しているかがご理解いただけます(例えばインバータのCoolSiC™ MOSFETへの統合化)。ソーラー発電、風力発電、エネルギー貯蔵システム向けの様々なソリューションの概要を説明しています。
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アプリケーションプレゼンテーション:ソーラーエネルギーの無尽蔵の可能性を開拓する

このプレゼンテーションでは、ソーラーアプリケーションのトポロジ、技術トレンド、要件の概要を説明します。マイクロインバータからセントラル、ストリングインバータまで、それぞれのインバータタイプで何を提供しているのかがわかります。お客様のアプリケーション向けのインフィニオンの提案をご確認下さい。客様向けにカスタマイズしたモジュールは、発注後5か月程度でお手元に届きます。

住宅用から大規模工場用まで、ソーラーインバータがどのように働くのか、より詳しく学びましょう。 インフィニオンがソーラーインバータ技術向けにどのようにパワー半導体を開発しているのか、そしてそれらがどのように市場投入までのコストと時間を削減するのかについても知ることができます。