監査役会、ラインハルト プロスの後任にヨッヘン ハネベックをインフィニオンのCEOに任命

2021/11/29 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2021年11月25日、ノイビーベルク (ドイツ)

インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)は、ヨッヘン ハネベック (Jochen Hanebeck)  を新しいCEO(最高経営責任者)に任命し、2022年4月1日より就任する事を監査役会によって決定しました。ヨッヘン ハネベック (Jochen Hanebeck) は、5年間再任され、契約期間は2027年3月31日までとなっています。同氏は、2016年から経営委員会のメンバーであり、COOを務めています。彼は、2012年からCEOとして当社を率いてきた現CEOであるラインハルト プロス(Dr. Reinhard Ploss) の後任となります。

インフィニオンの監査役会 会長であるウォルフガング エダー (Dr. Wolfgang Eder) は、「半導体業界、そしてもちろんインフィニオンのエキスパートであるヨッヘンハネベック (Jochen Hanebeck) をCEOとしてご紹介できることを嬉しく思います。監査役会、プロス、そしてハネベックは今後数ヶ月のうちに、インフィニオンのリーダーシップ交代に関する詳細を決定します」「彼は、長年にわたり様々な役職を務め、インフィニオンの利益ある成長に大きく貢献してきました。彼をCEOとして、インフィニオンは今後の難しい事業環境においても成功を続けます。私たちは、現CEOであるラインハルト プロス (Dr. Reinhard Ploss) がインフィニオンの指揮官として非常に大きな成功を収めたことに心から感謝しています。彼はインフィニオンを世界のトップ10に導いてくれました。彼の先見の明と深い思慮によって、インフィニオンは今日、グローバルな高成長市場における技術的リーダーとして優れた地位を確立しています」と述べています。

今回CEOに任命された現COOのヨッヘン ハネベック (Jochen Hanebeck) は、「監査役会の信頼に大変感謝しています。経営委員会チームと全社員とともに、今後もインフィニオンに与えられるチャンスをつかみ、お客様の成功を支援していきたいと思います」「当社の半導体ソリューションは、世界の電動化やデジタル化という大きな流れの中で、それらを支える中心的な柱となっています。ラインハルト プロス(Dr. Reinhard Ploss)から優れた位置にある会社を引き継ぐことができて光栄です」と述べています。

インフィニオンのCEOであるラインハルト プロス (Dr. Reinhard Ploss) は、「監査役会は、インフィニオンの将来のリーダーとして彼を任命するという非常に良い選択をしました」「私は、彼を有能で信頼できる同僚として長年知っています。彼はこの業界とその課題に精通しており、インフィニオンの進路が今後も今日の経営陣のメンバーによって決定されることを誇りに思います」と述べています。

1955年生まれのラインハルト プロス (Dr. Reinhard Ploss)は2007年からインフィニオンの経営委員会のメンバーであり、2012年からは会長を務めています。同氏のリーダーシップのもと、同社では「製品からシステムへ」という戦略的アプローチが確立されました。また、インターナショナル レクティファイアー社やサイプレス セミコンダクター社の買収を成功させ、ポートフォリオ拡大を完成させました。彼は1986年にプロセスエンジニアとして当社でキャリアをスタートさせました。

ヨッヘン ハネベック (Jochen Hanebeck) は、2016年から経営委員会のメンバー兼最高業務責任者を務めています。彼は1968年にドルトムントで生まれました。RWTHアーヘン大学で電気工学の学位を取得。1994年よりインフィニオンに勤務(1999年まではシーメンス社にも所属)しています。

インフィニオンについて

インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています2021会計年度(9月決算) の売上高は約111億ユーロ、従業員は世界全体で約50,280人。世界の半導体メーカー上位10に入る半導体企業です。

インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場 (銘柄コード: IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード: IFNNY) に株式上場しています。

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INFXX202111-022j

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