インフィニオン、サプライヤーベースの拡大によりシリコンカーバイドの供給安定性を向上

2021/05/06 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2021年5月6日、ミュンヘン (ドイツ)

インフィニオンテクノロジーズAG(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)は、日本のウエハーメーカーである昭和電工株式会社(以下、昭和電工)と、エピタキシーを含む広範囲なシリコンカーバイド (SiC)材料の供給契約を締結しました。これにより、ドイツの半導体メーカーであるインフィニオンは、SiC製品の需要拡大に対応するため、より多くの基材を確保しました。SiCは、高効率で堅牢なパワー半導体を実現し、特に太陽光発電、産業用電源、電気自動車の充電インフラなどの分野で使用されています。

インフィニオンのインダストリアルパワーコントロール(IPC)事業部のプレジデント、ピーター バーウァー(Peter Wawer)は、次のように述べています。「当社の広範かつ急速に成長しているポートフォリオは、今後5年間で年率30~40%の成長が見込まれるSiCベースの半導体市場を支え、形成する上で、インフィニオンが主導的な役割を果たしていることを示しています。* この成長市場における昭和電工とのウエハーのサプライヤーベースの拡大は、当社のマルチソーシング戦略における重要なステップです。これにより、中長期的に増大する需要に確実に対応することができます。さらに、昭和電工とは材料の戦略的な開発でも協力し、品質の向上とコスト削減を同時に実現していく予定です」

昭和電工の専務執行役員である石川二朗氏は、次のように述べています。「インフィニオンにクラス最高のSiC材料と最先端のエピタキシー技術を提供できることを誇りに思います。また私たちは、SiC材料を継続的に改善し、次の技術開発を目指しています。この点において、インフィニオンは優れたパートナーであると評価しています」

インフィニオンと昭和電工の契約期間は2年間で、延長オプションがあります。インフィニオンは、産業用途向けSiC半導体の業界最大のポートフォリオを有しています。

*出典:Yole、「複合半導体市場モニタ-モジュール1 Q 1 2021」、2021年4月

インフィニオンについて

インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リー

ダーです。インフィニオンのマイクロエレクトロニクスは、より良い未来への鍵となります。2020会計年度 (9月決算) の売上高は85億ユーロ、従業員は世界全体で約4万6,700人。2020年4月のサイプレス社 (本社: 米国) 買収により、世界の半導体メーカー上位10となりました。

インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場 (銘柄コード: IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード: IFNNY) に株式上場しています。詳細については、 https://www.infineon.com/ をご覧ください。

このプレスリリースは、 https://www.infineon.com/cms/jp/about-infineon/press/press-releases/?redirId=49415にてオンラインでご覧いただけます。

公式アカウントをフォロー: TwitterFacebookLinkedIn

 

 

Information Number

INFXX202105-068j

Press Photos

  • Infineon Technologies has concluded a supply contract with the Japanese wafer manufacturer Showa Denko K.K. for an extensive range of SiC material including epitaxy.
    Infineon Technologies has concluded a supply contract with the Japanese wafer manufacturer Showa Denko K.K. for an extensive range of SiC material including epitaxy.
    SiC-Wafer

    JPG | 444 kb | 2126 x 1417 px