インフィニオン、テキサス州オースティンでの生産を再開。お客さまへの影響の最新情報を提供。稼働停止前の生産レベルに復旧するのは2021年6月と予想

2021/03/19 | ビジネス&フィナンシャルプレス

 2021年3月19日、ミュンヘン(ドイツ)
 
インフィニオン テクノロジーズ(FSE:IFX / OTCQX:IFNNY)は、テキサス州オースティンの製造施設を引き続き増強しています。インフラは2021年2月15日の稼働停止後、1週間で復旧しています。機械設備は使用することができ、生産は既に再開されており、稼働停止前のレベルにまで徐々に引き上げる予定です。今回の稼働停止は、激しい冬の嵐と、それによって地域的な長期停電が発生したため必要でした。
 
インフィニオンのCOO(最高執行責任者)であるヨッヘン ハネベック(Jochen Hanebeck)は、「オースティン工場が必要なシャットダウン後に稼働したことを嬉しく思います。最新のアセスメントによると、今回の影響により、お客様のニーズに充分に応えることが難しくなると考えられます。今後も、影響を受けるお客様には最新情報を提供します。2021年6月には、オースティンで製造される製品カテゴリーの多くが、稼働停止前の生産量に戻るものと見込まれます。市場では需給が逼迫し、それにより設備がフル稼働するため、失われた生産量を回復することは不可能です。インフィニオンは、最高の品質と信頼性を備えた製品を提供することに、引き続き注力します」と、述べました。
 
オースティン工場では、様々なアプリケーションに使用される製品の製造およびテストを行っています。今回の稼働停止は、インフィニオンの2021年度第3四半期の収益へ大きな影響を与えると予想され、その額は数千万ユーロになると見込まれます。ビジネス概況や世界的に高いマイクロエレクトロニクス需要を考慮すると、インフィニオンの通年の収益予想全体にマイナスの影響はないと考えられます。インフィニオンは、2021年5月4日に四半期報告の一環として、オースティン工場の状況について最新情報を提供します。

インフィニオンについて

インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2020会計年度 (9月決算) の売上高は85億ユーロ、従業員は世界全体で約4万6,700人。2020年4月のサイプレス社 (本社: 米国) 買収により、世界の半導体メーカー上位10となりました。

インフィニオンは、ドイツではフランクフルト証券取引所(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQXに株式上場しています。 詳細については、 www.infineon.comをご覧ください。
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