インフィニオンのバーチャル年次株主総会で、1株当たり0.22ユーロの配当額と、取締役および監査役の報酬制度を承認 - 取締役会は、ヨーロッパ拠点でのグリーン電力への転換によるカーボンニュートラルに向けたコミットメントを再確認

2021/02/25 | ビジネス&フィナンシャルプレス

 2021年2月25日、ミュンヘン(ドイツ)
 
インフィニオン テクノロジーズ(FSE:IFX / OTCQX:IFNNY)の第21回年次株主総会は、コロナウイルスの大流行により、株主が物理的に所在しないバーチャル形式で開催されました。インフィニオンは、年次株主総会の前に株主が質問を提出できるようにし、さらに、DAXインデックスの構成銘柄として初めて、株主がビデオメッセージを発表できるようにしました。また、取締役会のメンバーによる演説の要点を、年次株主総会の約2週間前からオンライン上に掲示しました。
 
1 株当たりの配当額は0.22ユーロ
年次株主総会にて、株主は、取締役会および監査役会からの利益配分案を受諾し、配当額を1株当たり0.22ユーロとすることを承認しました。
 
取締役および監査役の報酬制度が承認
年次株主総会にて、監査役会が採択した取締役会メンバーの新しい報酬制度が、株主の大多数の賛成をもって承認されました。新しい報酬制度によって、インフィニオンの取締役報酬に関する明確で透明性のある持続可能なガイドラインが策定されます。長期変動の株式に基づく報酬コンポーネントは増加しました。新たに策定された取締役会の目標は、インフィニオンの戦略をさまざまなコンポーネントに反映しています。財務目標は、環境、社会問題、ガバナンスの分野における、特にCO2削減やダイバーシティなどのトピックに焦点を当てた、持続可能性目標(ESG目標)によって補完されます。
 
年次株主総会ではさらに、政府による監督役の報酬制度調整案についても、賛成多数で承認されました。その結果、インフィニオンは、近代的かつ適切な、そして市場に沿った監査役報酬制度を備えることになります。
 
カーボンニュートラルへの取り組み - インフィニオンは、ヨーロッパでグリーン電力への転換を推進
2020年の年次株主総会で、インフィニオンは、2030年までにカーボンニュートラルを達成する意向を表明しました。次の大きなステップとして、インフィニオンは今年、ヨーロッパ拠点の電力消費を認証済みのグリーン電力に完全に切り替える予定です。これにより、2025年までにCO2排出量を2019年と比較して70%削減するという暫定目標を達成することが十分可能です。
 
インフィニオン、将来に向けて取締役を新設
 
インフィニオンは、年次株主総会で、監査役会が採択した2点の人事決定について株主に通知しました( 詳細はこちらをクリックしてください)。2021年4月15日より、取締役会に最高デジタル変革責任者(CDTO)の役職が設置されます。監査役会は、この役職にコンスタンツェ フフェンベッチャーを任命しました。これにより、インフィニオンの取締役会メンバーは、4人から5人に増えることになります。さらに監査役会は、5月の会合で、最高財務責任者スヴェン シュナイダーの契約を5年延長する決議を行う予定です。
 
個々の議案に対する投票結果を含め、インフィニオン テクノロジーズの2021年バーチャル年次株主総会の詳細については、 www.infineon.com/agmをご覧ください。

インフィニオンについて

インフィニオン について   http://www.infineon.com/jp 
インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2020会計年度 (9月決算) の売上高は85億ユーロ、従業員は世界全体で約4万6,700人。2020年4月のサイプレス社 (本社: 米国) 買収により、世界の半導体メーカー上位10となりました。

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