インフィニオンの車載事業、日本市場で大きな成長を達成

2019年4月23日、ミュンヘン（ドイツ）、東京（日本） 

インフィニオン テクノロジーズは戦略的に重要な市場である日本において、大きな成長を達成しています。　Strategy Analytics社の調査によると、インフィニオンの日本での自動車関連事業は2018年に約25％の成長を達成。 世界の自動車生産台数の約10%を占める日本において、車載半導体サプライヤー上位10社の中で最も急成長を遂げています。品質面でのリーダーシップ戦略もビジネスの成長の一翼を担っています。そして 4月19日にトヨタ自動車株式会社広瀬工場から5年連続 品質不良ゼロ納品に対して表彰を授与され、インフィニオン テクノロジーズ ジャパン、バイスプレジデント オートモーティブ事業本部長 神戸 肇が表彰式に参加しました。 

インフィニオンのオートモーティブ（ATV）事業本部のプレジデント、ピーター シーファー（Peter Schiefer）は、次のように述べています。「日本の自動車メーカーからは品質に関して特に高い要求がなされます。トヨタ自動車広瀬工場様向けに5年間にわたって完璧な納品を継続できたことはインフィニオンにとって大きな誇りです。インフィニオンは日本の車載半導体市場において2011年以降、平均を上回る成長を達成していますが、理由のひとつは品質不良ゼロ（ゼロディフェクト）への厳しい取り組みに対する評価です」 Strategy Analyticsの調査によると、日本の車載市場においてインフィニオンが占めるシェアは、2010年代初めから2倍以上に伸びています。 

トヨタ自動車株式会社 広瀬工場は、一年に一度、高品質な製品を納品しているサプライヤーを表彰しています。インフィニオンは、自動車内でデータ交換を行うためのさまざまな電子制御装置に使用される、車載CANトランシーバを納品しています。4年連続で完璧な品質記録を達成したサプライヤーに与えられる「品質栄誉賞」は、2年連続の受賞になります。 

近年、ワールドワイドではHyundai-Kia、Bosch、UAES、デンソー、ミツバを含む自動車関連のメーカーからも表彰をいただいています。2018年にインフィニオンは70億個を超える自動車パーツを出荷しましたが、欠陥品として返品されたものの割合は0.00001%を下回っています。

インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2018会計年度（9 月決算）の売上高は76億ユーロ、従業員は世界全体で約4万100人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場（ticker symbol: IFX）、米国では店頭取引市場（ticker symbol: IFNNY）のOTCQX に株式上場しています。