インフィニオンのCFO、ドミニク アサムが2019年4月にエアバスのCFOに

2018/11/28 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2018年11月21日、ミュンヘン(ドイツ) 

インフィニオン テクノロジーズの最高財務責任者(CFO)であるドミニク アサムは、2019年4月1日付けでエアバス社CFOに就任する意向を、当社監査役会に伝えました。同監査役会は、きわめて残念としながらもこの申し出を受け入れるとともに、後任人事について人選を始めました。 

インフィニオン監査役会議長のエッカート・ズンナー(Dr. Eckart Sünner)は、次のように述べています。「現在インフィニオンは、きわめて良好な財務状態にあります。きわめて要求が厳しく、変化の激しい市場環境にあって、この数年間卓越した業績を残したドミニク アサムに私たちは感謝しています。新たな職務に就いても引き続き成功されるよう祈っています」 

また、インフィニオンの最高経営責任者(CEO)のラインハルト プロスは、次のように述べています。「ドミニク アサムは、過去数年間取締役会において、インフィニオンのために際立った働きをしてくれました。彼はビジョンを持ち、金融市場および当社の顧客の要求を正しく理解することによって、取締役会の中で当社の継続的な発展に本質的に貢献しました」 

インフィニオンCFOを辞すドミニク アサムは、「インフィニオンはユニークな企業です。私は様々な立場で働いた10年間を振り返るとき、この期間の私の働きがインフィニオンを強力なグローバルプレーヤーに育て上げる一助になったことを誇りに思います。エアバスでの新任務に期待するのと同じくらい、インフィニオンを去ることに寂しさを覚えずにはいられません」と述べています。 

ドミニク アサムは1969年生まれ。2011年にインフィニオンの取締役に任命されました。それ以降、CFOとして会計および報告、財務管理、財務計画、IR、税務、財務責任、監査、コンプライアンス、輸出管理、リスク管理、ビジネスの継続性管理および情報技術の各部門責任者を務めてきました。在任中、インフィニオン史上最大の買収となった米国インターナショナル レクティファイアー社の取得を実行しました。またドミニク アサムのCFO在任中にインフィニオンは、スタンダード&プアーズ(Standard & Poor’s)から「投資適格」の評価を初めて受けたほか、4年間にわたり途切れることなくDow Jones Sustainability™ Europe IndexおよびDow Jones Sustainability™ World Indexに選定されてきました。 

ドミニク アサムは、機械工学士であり、Ingénieur des Arts et Manufactures(芸術と製造のエンジニア)の学位を取得しています。またINSEAD(インシード)でMBAを取得しました。1996年に就職した投資銀行、アサムのキャリアはゴールドマン サックスから始まり、チップ産業の指定エキスパートとして様々なポジションで働きました。インフィニオンには2003年に入社し、IR、買収、ベンチャーキャピタルの責任者を務め、その後企業戦略のトップとなりました。2005年にシーメンス グループに転職し様々な部署を経験した後、2010年からはRWEでグループ管理の責任者となり、2011年にインフィニオンに復帰していました。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2017会計年度(9月決算)の売上高は71億ユーロ、従業員は世界全体で約3万7,500人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol: IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol: IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。

 

日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp 

本社サイト: http://www.infineon.com (英語)

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