2015年ハノーバーメッセ:インフィニオン、ネットワーク型生産体制「インダストリー4.0」向けの主要セキュリティ技術を公開

2015/04/14 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2015年4月14日、ミュンヘン/ハノーバー(ドイツ)

マイクロエレクトロニクスは、未来のネットワーク型生産体制「インダストリー4.0」を実現する主要技術です。そこで、独インフィニオンテクノロジーズは、 ハノーバーメッセに於いて、セキュアな「インダストリー4.0」をサポートする方法を紹介しました。

インフィニオンのセキュリティチップは、ネットワーク型生産体制で、システムの完全性とデータのセキュリティを向上させます。パートナー各社とのコラボレーションを通じ、インフィニオンは、単一拠点でも、複数の拠点を横断した工場ネットワーク内でも、ネットワーク型生産体制のより効果的な保護を実現する「made in Germany」のセキュリティ ソリューションを紹介します。

フラウンホーファー応用 統合セキュリティ研究所(AISEC)との協業により、インフィニオンが開発した ソリューションは、マルウェアや不正なソフトウェア アップデートによる許可していないアクセスや不正操作から、PLC(プログラマブル ロジック コントローラ)ベースの産業用オートメーション システムを保護します。産業施設向けリモートサービスの普及に伴い、不正操作対策は今後ますます重要になる分野です。フラウンホーファーAISECとインフィニオンは、ドイツ機械工業連盟(VDMA)のブースで、今回の共同ソリューションを紹介しました。

生産ネットワーク内の複数の拠点間で行われる、セキュアで包括的な通信機能については、ドイツテレコムとWibu-Systems社のブースで展示しました。本セキュリティ ソリューションは、ドイツテレコム、Hirschmann社、インフィニオン、Wibu-Systems社の共同開発であり、 2014年のドイツITサミットで初めて紹介しました。

インド首相がインフィニオン取締役のアルンジャイ ミタルと会談
2015年ハノーバーメッセに於いて、インフィニオン取締役のアルンジャイ ミタル(Arunjai Mittal)とインドのナレンドラ モディ首相が会談を行いました。ナレンドラ モディ首相が座長を務めた「CEOラウンドテーブル」では、アルンジャイ ミタルにより、エネルギー効率、モビリティ、セキュリティを実現するインフィニオンの半導体ソリューションが、生活のグリーン化、スマート化、利便性とセキュリティの向上に寄与することを説明しました。ミタルは、インフィニオンの各地域、セールス、マーケティング、戦略開発、M&A(企業合併・買収)を担当しています。

ハノーバーメッセにおけるインフィニオンのアクティビティについては、 www.infineon.com/hannover-messeをご覧ください。

インフィニオンについて

インフィニオン テクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は半導体分野の世界的リーダーです。インフィニオンはエネルギー効率、モビリティ、セキュリティという、現代社会が抱える3つの大きな課題に応えています。2014会計年度(9 月決算)の売上高は43億ユーロ、従業員は世界全体で約2万9,800人です。インフィニオンは2015年1月、パワー半導体技術の有数のプロバイダーであり、11億米ドル(6月29日を期末とする2014会計年度)の売上高と約4,200人の従業員を持つ米国企業のインターナショナル・レクティファイアーを買収しました。

インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。

インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト:  http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp

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INFXX21504-045