半導体製品の解析ラボを移設して拡張

2015/12/08 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2015年12月8日、ミュンヘン(ドイツ)/東京(日本) 

独インフィニオンテクノロジーズの日本法人であるインフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社(以下:インフィニオン、本社:東京都品川区大崎1-11-2、社長:森康明)は12月8日、東京本社オフィスから徒歩6分の場所に解析ラボを移設、拡張いたしました。

インフィニオンでは、お客様から信頼していただけるパートナーとなれるよう、円滑な生産と供給、バリューチェーン全体にわたる一体化した品質向上のためのアプローチ、製品とプロセスに対する問題を先取りした品質の管理を実施しています。これにより、着実な成果、実績により高い評価を得ています。日本市場においては、お客様の求める品質基準が特に高いため、さらなる品質サポートの強化が求められています。

今回 移設拡張した解析ラボは、IRジャパンの解析ラボを移設統合し、2006年7月に開設したインフィニオンジャパンの解析ラボを拡張し、日本市場におけるさらなる万全な品質サポート体制を整えたものです。従来から対応実施していた最新の超音波走査顕微鏡、マイクロフォーカスX線透視装置、ICテスター等の装置による解析に加え、新たに薬品処理やレーザー照射による半導体製品の樹脂開封解析が可能となったほか、品質管理スタッフも増員いたしました。これにより、欠陥状況の解析や原因解明のための時間が大幅に短縮され、不良発生時のお客様対応の迅速化が可能となります。また、お客様との共同解析や共同技術セミナーに対応できる環境整備も併せて実施いたしました。

インフィニオンは、今回の解析ラボの拡張をはじめ、引き続き より良い品質サポートをお客様に提供できる様に改善に努めてまいります。また、製品の品質管理の徹底も継続してまいります。

■インフィニオン解析ラボの概要

所在地:    東京都品川区北品川5-5-25

対応製品: 車載用、産業用半導体製品/後工程 及び一部前工程

検査内容: 超音波を用いてICパッケージの内部検査

             X線によるICパッケージの内部構造の検査

              リーク電流等のDC特性及びAC特性等の電気特性の検査

              樹脂開封解析

■インフィニオンテクノロジーズ ジャパンの概要

1. 設立 1980年2月1日

2. 事業目的 電子デバイスの販売および一切の関連業務

3. 資本金 120,000,000円

4. 代表取締役社長 森 康明

5. 沿革

1980年2月     富士電機とシーメンスの合弁会社として富士エレクトロニックコンポーネンツ株式会社設立

1996年10月  社名をシーメンスコンポーネンツ株式会社に変更

1998年10月  名古屋支店開設

1999年9月  社名をインフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社に変更

2004年2月  大阪営業所開設 2006年1月  東京本社を品川区大崎に移転

2006年7月  解析ラボを東京本社に新設

2015年12月 解析ラボを移設して拡張

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2015会計年度(9 月決算)の売上高は58億ユーロ、従業員は世界全体で約3万5,400人。2015年1月に、売上高11億米ドル(6月29日を期末とする2014会計年度)、従業員約4,200人の米国インターナショナル・レクティファイアーを買収しました。

インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。 

日本法人サイト:  http://www.infineon.com/jp

本社サイト:  http://www.infineon.com (英語)

Information Number

INFJP1_20151208

ダウンロードサービス