インフィニオンとキマンダの破産管財人が一部和解 インフィニオンはキマンダの特許に対する1億2,500万ユーロを含めて2億6,000万ユーロを支払い

休眠会社の経済的再建と資産減損に伴う債務に関する訴訟は継続

2014/09/24 | ビジネス&フィナンシャルプレス

独インフィニオンテクノロジーズは、休眠会社の経済的再建(wirtschaftliche Neugründung)と資産減損に関する債務(Differenzhaftung)に関して係争中の訴訟を除くすべての係争につき、1億3,500万ユーロの和解金を支払うことでQimonda AG(キマンダ)の破産管財人と、裁判外での合意に達しました。これに加え、インフィニオンはキマンダが持つすべての特許を1億2,500万ユーロにて取得します。

今回両者が達した合意により、インフィニオンとキマンダの破産管財人の間で争われてきた、以下に列挙する訴訟及び関係する紛争が終結します。a)キマンダが所有する特許に対するインフィニオンおよびそのライセンシーの使用権が存続するか否かの係争 b)ミュンヘン地方裁判所での取消訴訟における破産管財人の申し立て およびc)休眠会社の経済的再建と資産減損に関する債務に関わる訴訟に関連しない、破産管財人によるその他すべての申し立て。この部分的な和解にはインフィニオンがすでに承認している条項が適用されます。和解金はインフィニオンの手持ち流動性資産から支払われる予定です。

和解の締結と特許の買取は、さまざまな法的要件が満たされることを前提として次の暦年四半期中に行われる見込みです。

ミュンヘン地方裁判所にて係争中の、会社の経済的再建と資産減損に関する債務に関する訴訟については依然として解決に至っておりません。複数のプレスリリース(2010年10月2日、2012年2月14日、直近には2012年6月16日)にて発表のとおり、インフィニオンはこの訴訟で申し立てられている主張は不当なものであると確信しており、訴訟の結果についても引き続き自信を抱いています。

インフィニオンについて

インフィニオンについて
インフィニオン テクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、 エネルギー効率、 モビリティ、 セキュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2013会計年度(9 月決算)の売上高は38億4000万ユーロ、従業員は世界全体で約2万6,700人です。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQX に株式上場しています。

インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp

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INFXX201409.061j