ピーター・シーファーをオペレーション統括責任者に任命　パワーマネジメント＆マルチマーケット（PMM)事業部のプレジデントの後任はアンドレアス・ウルシッツに

ノイビーベルク（ドイツ）

独インフィニオンテクノロジーズは本日、ピーター・シーファー（Peter Schiefer、46）が 2012年9月1日付けでインフィニオンテクノロジーズのオペレーション統括責任者に就任することを発表しました。シーファーは取締役会メンバーのラインハルト・プロス（Dr. Reinhard Ploss）の 直属となり、会社の製造、サプライチェーンおよび購買業務を担当します。それに伴いシーファーは、2012年1月1日から率いてきたパワーマネジメント＆マルチマーケット（PMM）事 業部のプレジデントの職を退任します。

パワーマネジメント＆マルチマーケット（PMM）事業部のプレジデントの後任には、アンドレアス・ウルシッツ（Andreas Urschitz、40）が2012年9月1日付けで就任します。ウ ルシッツはPMM事業部の経営陣の一員として、現在、同事業部のワールドワイドの営業、マーケティングおよび流通を担当しています。新役職就任後も引き続きこれらの業務を担当します。

2012年5月13日付けのニュースリリースのとおり、ラインハルト・プロスは、2012年10月1日付でインフィニオンテクノロジーズのCEOに新たに就任致します。これは現CEOのピーター・バ ウアー（Peter Bauer）が健康上の理由により2012年9月30日付けでCEOを退任することに伴うものです。プロスは取締役会メンバーとして、現在、オペレーション、開発、テクノロジー、人 事を担当しています。新しいオペレーション統括部により、3名に減員される取締役会は、インフィニオンにおけるオペレーションの重要性の高い業務に注力できる体制となります。

ピーター・シーファーは長年にわたり、インフィニオンのさまざまな事業部でオペレーションと経営管理を担当してきました。世 界中における生産拠点およびグローバルでの購買と緊密に業務を行ってきた実績があり、前職では旧インダストリアル＆マルチマーケット（IMM）事業部の
プレジデントでした。IMM事業部は2012年1月1日にPMM事業部とインダストリアル・パワーコントロール（IPC）事業部の2つに分割され、以来、シーファーはPMM事業部を統率してきました。 シーファーは電気工学の学士号を持ち、1990年からシーメンスとインフィニオンで半導体分野に携わってきました。

アンドレアス・ウルシッツは、ウィーン経済・経営大学でビジネスを専攻し、同校で教員を務めた後、1994年からシーメンス、のちにインフィニオンにて半導体業界に携わっています。生産計画、マ ーケティング、戦略の上級管理職を歴任後、パワー半導体担当のマーケティング担当責任者の職を引き継ぎました。2005年には、パワーマネジメント＆サプライ・ディスクリート担当の世界責任者に就任しました。2 012年1月1日からはパワーマネジメント＆マルチマーケット（PMM）事業部の経営陣の一員となり、グローバルセールス、マーケティング、ディストリビューションを担当しています。

PMM事業部は、エネルギー効率を向上させる電源・高周波アプリケーション向け半導体製品を扱っています。これらは主としてテレビやゲーム機、PC、モ バイル端末などの個人向け製品やコンピュータサーバなどに使用されています。

インフィニオンテクノロジーズ（Infineon Technologies AG）は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、 エネルギー効率、 モビリティ、 セキュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2 011会計年度（9月決算）の売上高は40億ユーロ、従業員は世界全体で約2万6,000人です。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場しています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト： http://www.infineon.com
日本法人サイト： http://www.infineon.com/jp