インフィニオン、年次株主総会にて前年度より20%高い配当金の支払を決議
ノイビーベルク(ドイツ)
独インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)は3月8日、年次株主総会にて、一 株あたり0.12ユーロの配当金の支払いを決議しました。これは、Infineon Technologies AGが2011年度分として総額約1億3000万ユーロの配当を行うことを意味し、前 年度の金額を約2割上回ったことになります。2010年度の配当金は一株あたり0.10ユーロで、総額1億900万ユーロでした。この配当により、インフィニオンが2011年度に資本市場に還元した額は、社 債や株の買い戻しを含め、約5億ユーロになります。
Infineon Technologies AGの最高経営責任者(CEO)ピーター・バウアー(Peter Bauer)は次のように述べています。「2011年度は、売上の21%向上、4 0億ユーロの収益、8億ユーロに近いセグメント業績、60%を超える使用総資本利益率などを達成し、インフィニオンは非常に好成績を収めた会計年度でした。一年前、我々は成長と利益還元、イ ノベーションを株主の皆様にお約束しました。そして今、その約束を果たしたのです。これからも企業としてのインフィニオンの成果を株主の皆様と分かち合い、市 場周期に関わらず安定した配当を行っていきたいと思っています。」
インフィニオンの業績に対する信頼は、株価の動きにも現れています。2011年度、インフィニオンの株価は、同時期にドイツ株式指数(DAX)が12%下げたにも関わらず、10%の上昇を見せました。 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も同時期に3%下がり、ダウ・ジョーンズ半導体株指数の動きも同様でした。
インフィニオンは、環境において世界でもトップを誇る持続可能性のある企業です
2011年にインフィニオン製品によって削減できたCO2を全て足せば、地球規模でおよそ460万メートルトンのCO2の排出が削減できたことになります。これに対して、イ ンフィニオンが生産、物流、電力消費によって発生させたCO2は、およそ100万メートルトンです。この結果、インフィニオンは持続可能性において世界の上位15%に入り、「The Sustainability Yearbook」に引き続き名を連ねることになりました。
この持続可能性の評価には、半導体企業31社を含む、2000社を超える企業が参加しました。 インフィニオンは、今回で2回目の参加となり、「The Sustainability Yearbook 2012」では半導体企業のベスト8に入っています。
「The Sustainability Yearbook」は、監査、税務、コンサルティング事業を行うKPMGとの協力のもと、Sustainable Asset Management社が発行しています。2012年版は、ダボスで行われた「世界経済フォーラム(World Economic Forum)」で発表されました。
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、 エネルギー効率、 モビリティ、 セキュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2 011会計年度(9月決算)の売上高は40億ユーロ、従業員は世界全体で約2万6,000人です。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場しています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp
Information Number
INFXX201203.030
Press Photos
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Peter Bauer, Chief Executive Officer at the Annual General Meeting 2012 of Infineon Technologies AG at the ICM (Internationales Congress Center München) in Munich/Germany on March 8, 2012.AGM_2012_05
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Peter Bauer, Chief Executive Officer at the Annual General Meeting 2012 of Infineon Technologies AG at the ICM (Internationales Congress Center München) in Munich/Germany on March 8, 2012.AGM_2012_13
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