アバゴ・テクノロジー、インフィニオンテクノロジーズの ファイバ・ビジネスを買収

2007/04/02 | ビジネス&フィナンシャルプレス

アバゴ・テクノロジーとインフィニオンテクノロジーズ(以下、インフィニオン)は、本日、アバゴ・テクノロジーによるインフィニオンのプラスチック・オプティカル・ファイバ(POF)部門(拠点はドイツ・レ ーゲンスブルグ)の買収が、合意に至ったことを発表しました。

インフィニオンのPOF部門は、成長が著しいオートモーティブ・マルチメディア・インフォテインメント・ネットワークとセーフティ・システムのトランシーバ分野において、マーケット・リーダです。ま た、通信スイッチと家庭用ブロードバンド・サービス向けのトランスミッタとレシーバも提供しています。

インフィニオンのPOF部門の全従業員(開発研究部門、マーケティング、および製造)は、アバゴ・テクノロジーに移籍となりますが、拠点は、今まで通り、レーゲンズブルグとなります。イ ンフィニオンは、POF部門のスムーズなアバゴ・テクノロジーの移籍をサポートします。

アバゴ・テクノロジーのファイバ・オプティックス部門のジェネラル・マネジャ兼バイス・プレジデントのFariba Daneshは、次のように述べています。
「インフィニオンのPOF部門を弊社のファイバ・オプティクス事業に統合することで、我々の注力市場のひとつである、自動車およびインダストリアル・マーケットにおける、提 案力とプレゼンスを高められます。我々のワールドワイドな販売ネットワーク、低価格を可能にする製造技術力、および産業用ファイバ・ネットワークにおける実績に、インフィニオンのPOFビジネスを加えることで、更 なる発展が見込まれます。」

インフィニオンの取締役会メンバーおよび自動車・産業・マルチ市場事業部門の責任者であるペーター・バウアーは次のように述べています。
「アバゴ・テクノロジーからの申し入れが、長期的に見てPOF部門にとって最良であると確信しています。アバゴ・テクノロジーのファイバ・オプティックス事業は、革新的でコスト・パ フォーマンスに優れたPOFソリューションを引き続き、我々の既存顧客へ提供するでしょう。」

なお、本買収は、規制当局およびその他の慣例的な承認を得た後、90日以内に完了する予定です。


アバゴ・テクノロジーについて
アバゴ・テクノロジーは、世界各国の4万以上の顧客に、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムを幅広く提供しています。主なターゲット・マーケットは、イ ンダストリアル/自動車、ネットワーク/ストレージ関連、ワイヤレス通信、およびコンピュータ周辺機器です。革新的かつ高品質な製品と行き届いた顧客サービス、業界随一のオンタイム・デ リバリー体制で認められています。アバゴの技術革新の伝統は、40年前に遡り、ヒューレット・パッカード、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。さらに詳しい情報は、ウェブサイトでご覧下さい。 www.avagotech.co.jp
独インフィニオンテクノロジーズ(以下、インフィニオン)とアバゴ・テクノロジー(以下、アバゴ)は、ドイツのレーゲンスブルグを拠点とするインフィニオンのプラスチック光ファイバ(POF)事業を、 アバゴ が買収する正式契約を締結したと発表しました。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、エネルギー効率、コネクティビティ、セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2006会計年度(9月決算)の売上高は79億ユーロ(キマンダの売上高38億ユーロを含む)、 従業員は世界全体で約4万2,000人(キマンダの従業員約1万2,000人を含む)でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。イ ンフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp






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INFXX200703.053