インフィニオン、キマンダ、テセラがライセンス契約を締結し全面和解

2006/08/01 | ビジネス&フィナンシャルプレス

独インフィニオンテクノロジーズとその子会社キマンダは、本日テセラ社(Tessera Inc.、本社:米カリフォルニア州サンホゼ)とライセンス契約を結んだことを発表しました。インフィニオン、キ マンダ、テセラの3社はさらに、係争中のすべての訴訟に関して和解に合意しています。

インフィニオンとキマンダはこのライセンス契約に基づき、ICパッケージングに関するテセラの一連の特許について使用許諾を受けます。テセラへの一括ライセンス料として、イ ンフィニオンは1,000万ドル、キマンダは4,000万ドルをそれぞれ2006会計年度第4四半期に支払います。さらに、イ ンフィニオンとキマンダは6年間にわたって製品販売量に応じたロイヤルティを支払います。インフィニオンとキマンダが2007会計年度に支払うロイヤルティの総額は、約 2,000万から3,000万ドルになると予想されています。その後の各年のロイヤルティ支払額は、製品販売量に応じて変動します。テセラに支払われるロイヤルティの大部分はキマンダが負担する見通しです。

ライセンス契約の有効期限は2012年5月で、インフィニオンとキマンダが希望すれば契約を5年間延長することができます。契約延長時のロイヤルティは、既定レートの50パーセントに減額されます。


独インフィニオンテクノロジーズはメモリ製品部門を分社し、2006年5月1日付けで100%子会社Qimonda AG (キマンダAG)を設立しました。日 本法人でも分社の準備を鋭意進めております。実施まではインフィニオンテクノロジーズジャパンの「キマンダ事業本部」として活動いたします。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自動車・産業・マ ルチ市場や通信アプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューションと、子会社「Qimonda (キマンダ)」を通してメモリ製品を供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。2005会計年度(9月決算)の売上高は67億6,000万ユーロ、2 005年9月末の従業員数は約36,400名でした。インフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com 
日本サイト: http://www.infineon.com/jp 

Information Number

INFXX200608.078