インフィニオン本社の取締役の辞任を監査役会が承認

2005/07/17 | ビジネス&フィナンシャルプレス

インフィニオンの監査役会は、取締役会メンバーであるアンドレアス・フォン・チッツェビッツの辞任の申し入れを承認しました。

フォン・チッツェビッツは、モータースポーツのスポンサリング契約に対する支払いに関し、厳格な調査を受けています。インフィニオンは、前CEOのウルリッヒ・シューマッハの辞任後、す べてのモータースポーツのスポンサリング契約を可能な限り打ち切りました。インフィニオンは調査を受けておらず、当局に全面的に協力しています。

インフィニオンの監査役会会長のマックス・ディートリッヒ・クライは、「まだ未解決の調査についてのコメントは差し控えます。この件については、迅速な決定が会社のために必要でした」と述べました。

次の決定がなされるまで、インフィニオンの社長兼最高経営責任者(CEO)であるヴォルフガング・ツィーバルトがメモリ事業グループの責任者を務めます。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自動車・産業・マ ルチ市場や通信アプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューションと、メモリ製品を供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の子会社を拠点として活動しています。2004会計年度(9月決算)の売上高は71億9,000万ユーロ、2004年9月末の従業員数は約35,600名でした。インフィニオンは、フ ランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください:
本社サイト:http://www.infineon.com
日本サイト: http://www.infineon.com/jp

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INFXX200507.070