インフィニオンの取締役会新メンバーにアジア太平洋地域責任者を任命

2004/11/24 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2004年12月1日付けで、ロー・キン・ワー(50)が独インフィニオンテクノロジーズの取締役会メンバーに加わります。1 1月23日の監査役会で決定されました。ロー・キン・ワーは、特に成長地域のアジアでの事業発展に長年尽くした実績があり、幅広い国際経験を活かして取締役会に貢献します。

ローは、引き続きアジア太平洋地域の責任者を務め、シンガポールで勤務し職務を務めます。ローは1999年4月のインフィニオン発足以来、イ ンフィニオンテクノロジーズアジアパシフィック社の社長兼マネージング・ディレクタの職にありました。彼の指導のもと、インフィニオンはアジアで最も急成長した半導体メーカーの1社となりました。イ ンフィニオンテクノロジーズアジアパシフィックの売上高は現在、インフィニオンの世界売上高の約3分の1を占めています。

ローは1997年に、アジアで雇用した社員としては初めてシーメンスマイクロエレクトロニクス社のマネーシング・ディレクタに抜擢され、同社がインフィニオンに改組された後もその職に留任しました。1 993年から1996年にかけて、ローはシーメンスコンポーネンツシンガポールのゼネラル・マネージャ(生産担当)を務め、その在任中、シーメンスはインドネシアのバタム島と中国の無錫に施設を開設しました。1 995年にローは、世界中のシーメンスセミコンダクター・グループの中で最高の栄誉とされるシーメンスセミコンダクターズTQM(総合的品質管理)賞を授与されました。ロ ーはマレーシアとドイツで多くの上級職を歴任しました。ローは、クアラルンプールのマラヤ大学で化学工学の優等学位を取得後、1978年にシーメンスコンポーネンツマラッカに品質エンジニアとして入社しました。

マレーシア生まれのローは企業経営に長けており、マレーシア語はもちろん、英語、ドイツ語、中国語も話します。2004年にローは中国の西安電子科技大学(Xidian University)の 客員教授に任命され、シンガポール貿易産業省傘下の高等教育認定評議会のメンバーにもなっています。また過去に、シンガポール国家科学技術庁(NSTB)とシンガポール国立マイクロエレクトロニクス研究所( IME)の役員を務めました。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2004会計年度(9月決算)の売上高は71億9,000万ユーロ、2004年9月末の従業員数は約35,600名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください:
本社サイト: http://www.infineon.com

Information Number

INFXX200411.019

Press Photos

  • Member of the Management Board, Infineon Technologies AG  President & Managing Director of Infineon Technologies Asia Pacific Pte. Ltd.
    Member of the Management Board, Infineon Technologies AG President & Managing Director of Infineon Technologies Asia Pacific Pte. Ltd.
    Loh Kin Wah

    JPG | 381 kb | 1063 x 1535 px

    Loh Kin Wah

    JPG | 6 kb | 111 x 160 px