インフィニオンがコーポレートセンター(CPC)を再編広報宣伝部門も新組織下に
独インフィニオンテクノロジーズは、コーポレートセンター(CPC)の活動の効率化をはかり、既存の広報宣伝部門と統合する方針を決めたと発表しました。CPC(スタッフ数は世界全体で250人)の 新しい長としてマティアス・ポス(37歳)が直ちに就任、CPCの組織再編・統合を指揮します。これまでCPCは、「ビジネス・デベロップメント」、「センター・オブ・オーガニゼーショナル・エクセレンス」、「 ストラテジー」、「セキュリティ」、「モビリティ・アンド・サービス」、「プロセシズ・アンド・カルチャー」、「リレーションシップ・マネジメント」および「インテレクチュアル・キャピタル」の 各部署とそのスタッフを統率していました。今回、広報宣伝部門に属する「コミュニケーションズ」、「ブランディング&マーケティング」および「インベスター・リレーションズ」の 各部署もCPCに統合されることになりました。
広報宣伝部門の再編・統合に伴い、2つのディビジョンが創設されます。すなわち、マネジメント・コミュニケーションズを含むグローバルな社内的および対外的なコミュニケーション活動がすべて、新 ディビジョン「CPCコミュニケーションズ」に統合され、この新ディビジョンをクリストフ・ジーダー(32歳)が率います。 CPCコミュニケーションズは、「パブリック・アフェアズ」、「メディア・リ レーションズ」および「インターナル・コミュニケーションズ」の各部署で構成されます。もう一つの新ディビジョン「ブランディング&マーケティング・コミュニケーションズ」はビルギット・フィッシャー・ハ ローが統率し、コーポレート・スポンサー活動を含むカスタマーに関連した業務を担います。当面、マティアス・ポスが引き続き「インベスター・リレーションズ」を直接に指揮します。
マティアス・ポスはCPC再編の理由について、「リーディング・ソリューション・プロバイダとして、インフィニオンがさらにお客様指向の強い戦略的発展を推進するには、サ ービスを中心とした運営機構がそれを支える必要があります。新しいコーポレートセンターの組織は、新たな相乗効果とより効率的な協力態勢により、株主、メディアおよび社員など、当社のすべてのターゲット・グ ループに利益をもたらすことができるでしょう。それが、持続的な長期的成功に向けて、より素早く、より柔軟に行動・反応することを目指す当社の目標です」と、語りました。
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2003会計年度(9月決算)の売上高は61億5,000万ユーロ、2003年9月末の従業員数は約32,300名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。
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INFXX200302.044e