次世代溶接ダイオードは、低オン損失で大電流アプリケーションに対応
2021年3月17日、ミュンヘン(ドイツ)
インフィニオン テクノロジーズ(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)の会社であるインフィニオン テクノロジーズ バイポーラ(Infineon Technologies Bipolar GmbH & Co. KG)は、次世代パワーダイオードを発表しました。この新しいハウジングレスダイオードファミリーは、抵抗溶接や大電流整流器アプリケーション用として設計されています。また、高い順方向電流、低導電損失、そして高いパワーサイクル能力という市場の要求を満足するものです。新設計のダイオードでは、クラス最高の性能対寿命比に重点を置くことで、メンテナンスサイクルの短縮をサポートします。次世代ダイオードの主な用途は、自動車業界でのスポット溶接、低電圧電解、サージ保護などです。
次世代溶接ダイオードは、市場で最も高いパワーサイクル能力を備えています。従来のデバイスと比較してパワーダイオードのオン電圧が低いため、10~15%高い電流を流すことが可能です。これによりお客様は用途に応じて、寿命を延ばすか、電流を増やすかを選択することができます。これらのあらゆる新機能を搭載した次世代パワーダイオードは、完全な機械的互換性を備えているので、既存設計の性能を拡張するのに最適です。
供給状況
インフィニオンの新しいパワーダイオードは、直径38mm、46mm、56mmおよび65mmの標準寸法でブロッキング電圧600Vの、38DN06B02、46DN06B02、56DN06B02および65DN06B02が入手可能です。詳細については、 www.infineon.com/welding-diodesをご覧ください。
Information Number
INFIPC202103-050j
Press Photos
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Infineon’s new welding diode generation offers the highest power cycling capability in the market. Compared to conventional devices the lower on-state voltage of the power diodes allows 10 to 15 percent higher currents. With full mechanical compatibility, this makes them ideal for extending the performance of existing designs.Welding_Diodes_New_generation
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