新しい統合ポイントオブロード(POL)レギュレータで高密度用途の効率化を図る
2019年9月23日、ミュンヘン(ドイツ)
インフィニオン テクノロジーズ(FSE:IFX/OTCQX:IFNNY)は、新しい統合POL DC-DC電圧レギュレータ「 OptiMOS™ IR3826(A)M」を発表します。ネット通信用のルータやスイッチ、データコム、 テレコム機器のベースステーション、サーバーやエンタープライズ ストレージ等に適用可能な完全統合型の非常に効率的なデバイスとして2つのバージョン(16 A 用のIR3826AMおよび23A用のIR3826M)を提供いたします。
本電圧レギュレータの入力電圧は12V(5V-17V)、最大連続電流は16A又は23A。前世代製品よりも高効率で電力ロスが削減されており、高いスイッチング周波数での運用が可能です。さらに、小型のプリント基板や小容量キャパシタでも最大1.5MHzという高いスイッチング周波数に対応しています。
いずれのバージョンも、拡張が容易な実装面積5mm×6mmのPQFNパッケージでご用意しています。部品は従来の製品群とピン互換性があり、最小限の設計変更でリスクフリーの効率強化アップグレードが可能です。
IR3826(A)Mは、最低限の通気の有無を問わず、熱制限がある設計(3.3V又は5Vの供給電圧等)における過熱問題を解決します。さらに、高周囲温度(テレコム機器85℃等)での運用にも対応しています。
最先端の第三世代PWM(パルス幅エンジンは、マルチレールのテレコム機器や高級ネット通信機器(ベースステーション等)のノイズ対策として固定周波数で運用しています。
本製品は、将来的な規制対応を考慮した上でRoHS2(改正に完全遵守しています。
供給状況
本製品は生産を開始しています。評価ボードもお求めいただけます。
詳細は www.infineon.com/ir3826mおよび www.infineon.com/ir3826amでご確認ください。
Information Number
INFPMM201909-095j
Press Photos
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The IR3826(A)M enables high-switching-frequency operations (up to 1.5 MHz) with enhanced efficiency and reduced power losses compared to previous generations of Infineon’s offering.PoL_Power_QFN_5x6
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