XDPL8221：先進的、スマートでコネクテッドなLEDドライバのためのデバイス

2019年3月12日、ミュンヘン（ドイツ） 

スマート 照明とIoT（モノのインターネット）の出現により、新世代 LEDドライバが求められています。インフィニオン テクノロジーズはXDP ^TM LEDシリーズの新製品として、先進的機能を備え、コスト効率に優れたデュアルステージLEDドライバXDPL8221を発表しました。このデバイスは、通信インターフェイスに、疑似共振PFCおよび疑似共振フライバックコントローラと1次側レギュレーションを組み合わせたものです。分かりやすい（標準的な、または高度な）保護機能があるため、数多くの仕様条件下において、安全、高信頼性、堅牢なLEDドライバの動作が保証されます。新しいドライバICは、カリフォルニア州アナハイムで開催される展示会APEC 2019にて展示されます。 

XDPL8221は、定電圧、定電流、および出力の制限などパラメータとして設定できます。多機能かつ高性能なLEDドライバを実現しました。 

XDPL8221の性能により、効率的なデバイスの設計が可能になりました。定格入力電圧がAC、DCそれぞれAC100V〜277V、DC127V〜430Vの電圧範囲で、全ての機能に対応します。内蔵デジタル制御機能が、実際の状況に応じて最良の動作モードを選択します。また疑似共振、不連続導通、アクティブバーストモードの間で切り換えることが可能です。 

XDPL8221 UARTインターフェイスとコマンドセットにより、デバイス機能を制御すると共にステータス情報を取得することができるため、リアルタイムデータが数値としてやり取りされます。データは監視やその他のローカルな制御機能に使用できます。 

LEDドライバICはフリッカーを1%未満に抑えたフリッカフリーでありながら、電流を高精度に制御することが可能です。また低スタンバイ電力（ドライバの設計により100mW未満）により、消灯する際もdim-to-off機能によりデバイスをスタンバイモードに維持します。 

少ない部品点数（BOM）と優れた柔軟性により、システム全体のコストが最小限に抑えられます。XDPL8221はDSO-16パッケージに収められており、また幅広いサポートツールによりデザインインが容易になっています。設計を迅速化でき、製品発売までの期間を短縮できます。 

出荷状況

この新しいXDPL8221は現在供給中です。詳細については www.infineon.com/xdpl8221をご覧ください。 

インフィニオンがAPEC 2019に出展

インフィニオンはAPEC 2019 Exhibition & Conference（米国カリフォルニア州アナハイム、3月17〜21日）のブース#711で展示を行っています。暮らしをより便利に、安全に、エコにする再生可能エネルギー、家庭電化製品、および産業用途から、消費者向けの効率的な電力変換、高性能サーバ、および通信までに至る、パワーマネジメント分野でのインフィニオンの最新イノベーションをご覧ください。展示詳細については www.infineon.com/apecをご覧ください。