エレクトロニカ2018:オーダーメイドのIoT向けセキュリティソリューション

2018/11/09 | マーケットニュース

2018 年11 月9日、ミュンヘン(ドイツ)

IoT(Internet of Things)は、巨大な産業機械から小型の遠隔センサーまで、何百万ものデバイスを結びつけることが可能です。しかしながら、個々のアプリケーションごとにセキュリティ要件は大幅に異なっています。インフィニオンテクノロジーズ(FSE:IFX /OTCQX:IFNNY)は、カスタムソリューションを開発するために、ISPN(Infineon Security Partner Network:インフィニオン セキュリティ パートナーネットワーク)を結成しました。 

ミュンヘンで開催された昨年のエレクトロニカでは、ISPNメンバーであるIKV、Mocana、Wibu-Systemsの各社が、インフィニオンブース(ホールC3、ブース502)でそれぞれのセキュリティソリューションを展示しました。さまざまな市場やアプリケーションに対応していますが、すべてのデモは、インフィニオンの組込みセキュリティをベースにしています。 

期間限定の入退出

サービスアパートメント、社宅、貸別荘など、共有の住宅サービスは、期間を限定した入退出が可能でなければなりません。IKVのSmart Lockは、インフィニオンのOPTIGA™ Trust Xセキュアエレメントを使って、提供者と居住者の相互認証を実現し、物理的なカードや鍵の管理に伴う手間をかけずに、入退出の制御をサポートします。これは、最先端の暗号メカニズムに基づくモバイル機器経由で、ウェアラブル機器を使ってセキュアな本人確認を実現するものです。 

管理下に置く

もし産業用ロボットがサボタージュを実行したらどうなるか、考えてみてください。MocanaのTrustPoint™エンドポイント保護ソフトウェアおよびTrustCenter™エンドポイント管理サービスによって保護されていれば、円滑に動作している様子をご確認いただけます。OPTIGA™のトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)2.0を活用して、Mocanaは、生産中断で多大な物理的および経済的損失を発生させる不正な更新および改ざんやデータ窃盗から、産業用制御システムを保護します。 

技術的データの取引

インダストリー4.0の時代には、データが通貨になっています。エレクトロニカご来場者にはクラウド上のデータマーケットプレイスに連動したカクテルミキサーを使い、データ(この場合はカクテルのレシピ)がどのように顧客中心市場の要求を満たし、安全に収益化されるのかをご覧いただけます。Wibu-SystemsのCodeMeterテクノロジーは、インフィニオンのSLM 97セキュリティコントローラを使い、サプライチェーン全体にわたるソフトウェア、ファームウェアおよびデータのIP保護を実現し、データコマースの新しいビジネスモデルを可能にします。 

詳細は、 www.infineon.com/ispnおよび www.infineon.com/iot-securityをご覧ください。

Information Number

INFDSS201811-010j

Press Photos

  • The Internet of Things (IoT) connects millions of devices from huge industrial machines to tiny remote sensors. Yet from one application to another, security requirements vary considerably and require customized solutions as provided by the Infineon Security Partner Network.
    The Internet of Things (IoT) connects millions of devices from huge industrial machines to tiny remote sensors. Yet from one application to another, security requirements vary considerably and require customized solutions as provided by the Infineon Security Partner Network.
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