インフィニオン、トヨタ広瀬工場より「最優秀賞」を受賞
ノイビーベルク(ドイツ)、東京(日本)
独インフィニオンテクノロジーズは本日、トヨタ広瀬工場より、2009年度「最優秀賞」を受賞したと発表しました。これまで、最優秀賞が外国のサプライヤに与えられたことはなく、イ ンフィニオンが初めての受賞社となりました。これは3年に亘ってインフィニオンがCANトランシーバ製品と共に提供してきた品質故障ゼロ活動(ゼロ・ディフェクト)が高く評価されたものです。ト ヨタ広瀬工場はトヨタ車の先進の電装部品を開発・製造しています。
トヨタ広瀬工場が年度毎にサプライヤを讃える品質賞には「品質栄誉賞」(不良個数が0個を4年以上継続)、「最優秀賞」(不良個が0個を3年継続)、優秀賞(単年の不良個数0)、優良賞( 不良率が目標達成)、感謝状(前年度不良率に対する提言率90%以上を達成)、の5つがあります。受賞対象資格は年間2千万円以上の取引高もしくは10万個以上のデバイス納品実績を持つ各社に与えられています。過 去5年でみると、最高位の「品質栄誉賞」には3社が選ばれており、「最優秀賞」には7社が選らばれています。2008年度の「最優秀賞」受賞社はインフィニオン1社のみでした。インフィニオンは過去2004年( 優秀賞)、2006年(優良賞)、2007年(優秀賞)、2008年(優秀賞)にも当該品質賞を受賞しています。
昨日行われた表彰式では、トヨタ広瀬工場工場長で常務役員の牟田弘文氏から各賞が受賞各社に手渡され、インフィニオンは本社から来日した取締役会メンバーでセールス・マ ーケティングおよび技術開発の統括責任者であるハーマン・オイルが拝受しました。
ハーマン・オイルは、「トヨタ広瀬工場から頂いた「最優秀賞」はインフィニオンにとってこの上ない名誉です。今後もより高く評価して頂けるよう、最善を尽くしていきます。私 達の目標はよりエネルギー効率の高い、より安全なクルマが、一台でも多く生産されますよう、常に価値が高く故障の無い製品をお届けしていくことです」と述べました。
Strategy Analytics社の最新の市場調査によれば、インフィニオンは日本国内の車載用半導体市場において3.2パーセントのシェアを持ち、外資系サプライヤとしてはトップ、全 てのサプライヤのランキングでも5番目のプレーヤーに位置しています。世界的には、2007年の車載用半導体市場190億3千万米ドルの中で、9.4パーセントのシェアを占めています。ヨ ーロッパ市場でのシェアは14.9パーセントでトップであり、世界市場では2番目にランクされます。
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、コミュニケーションズ、セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2008会計年度(9月決算)の売上高は43億ユーロ、従 業員は世界全体で約2万9,100人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp
Information Number
INFATV200904.049