インフィニオンとホシデンはシリコンマイクロホン事業で提携

インフィニオンテクノロジーズとホシデン株式会社の共同発表

2007/10/02 | マーケットニュース

ノイビーベルク(ドイツ)、大阪

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)(フランクフルト、ニューヨーク市場上場:IFX)と世界的なマイクロホンメーカである ホシデン株式会社(東証・ 大証一部上場: ホシデン)は、本日 シリコンマイクロホン事業で提携した事を発表しました。
インフィニオンは現行のマイクロホンより小型で堅牢なシリコンマイクの開発・製造に必要な半導体に関連する技術とMEMSに関連する知識を供与します。ホシデンはこれに音響部品・機 構部品に関する広範な応用技術でインフィニオンと共に音響デバイスとして仕上げ、市場展開の経験を活かし販売していきます。

 「我々の構想、並びにゴールはホシデンと強固な提携を作り上げる事である」「提携によって両社が持っている先端技術の強みを活かし、一連のシリコンマイクの共同開発を行う。 これらの製品は、現 状のマイクロホンより小型で音響的に高性能なシリコンマイクであると共に、さらに外部の影響を受けにくいデジタルインターフェイスのシリコンマイクの予定である」と、ピーター・シーファー、イ ンフィニオン副社長 兼 事業部長は述べています。

インフィニオンのシリコンマイクは、一般的なマイクより堅牢で耐RF性・耐衝撃性に優れた製品です。また、耐熱性にも優れ、リフローマウントに必要な260℃の条件にも耐え、熱 による感度低下が発生しない、全自動生産に理想的な製品です。ホシデンの音響製品にはマイクロホン・スピーカ/レシーバ・ヘッドセット・ブルートゥースヘッドセット等があります。

ホシデンは「インフィニオンのシリコンMEMS技術にホシデンの強力な音響技術を融合させることにより、開発初期の段階にユーザーの用途に最適化するような、両 社からの高度なユーザーへのアプローチが可能になる。」「お客様は、音響性能を維持しつつより小型で自動組立可能なマイクロホンを望んでおり、インフィニオンとのパートナーシップにより、互 いの技術で不足しているものが埋まり、お客さまのニーズに合った最適な提案が可能になる。」との考えを持っています。

インフィニオンのシリコンマイクに関する詳細につきましては、次のURLをご参照下さい
www.infineon.com/microphone

ホシデンのマイクロホンに関する詳細につきましては、次のURLをご参照下さい
www.hosiden.co.jp/web/frame/products_f.htm



ホシデンについて
ホシデン株式会社は、日本の大阪府に本社を置き、マイクロホン・スピーカ/レシーバ・ヘッドホン・ヘッドセットなどの音響部品、コネクタ・スイッチなどの接続部品、液晶表示素子、ブ ルートゥース応用製品などの複合部品を、情報通信機器・AV機器・車載機器を中心とする市場に提供する総合電子部品メーカーであり、デ ジタル化時代を切り拓くための新製品の開発によって市場のニーズに応えています。
2006会計年度(3月決算)の売上高は3,127億円でした。ホシデンは、世界的に事業展開しており、生産拠点は5カ国18箇所、販売拠点は10カ国22箇所にあり、従 業員は世界全体で約12,000人です。
ホシデンについての情報は次のURLをご参照ください。  http://www.hosiden.co.jp/

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率・コミュニケーションズ・セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2006会計年度(9月決算)の売上高は79億ユーロ(キマンダの売上高38億ユーロを含む)、 従業員は世界全体で約4万2,000人(キマンダの従業員約1万2,000人を含む)です。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、 そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。イ ンフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト:  http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp

Information Number

INFAIM200710-001