インフィニオンテクノロジーズジャパンが携帯電話用IPマルチメディア・サブシステムの日本国内販売を開始

2005/06/22 | マーケットニュース

インフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社(本社:東京都品川区東五反田3-20-14、社長:森康明)は、独 インフィニオンテクノロジーズの子会社である独コムネオン社が開発した3GPP準拠の携帯電話用IPマルチメディア・サブシステム(IMS)クライアントの日本国内販売を開始しました。2005年4月から、コ ムネオンのIMSクライアントソリューションは大手携帯電話メーカーの7種類の量産モデルに搭載され、2005年中にさらに8種類の量産モデルにも採用されることになっています。
コムネオン社は最近、携帯電話インフラの主要なすべてのベンダーとの間で、IMSクライアントの相互運用性試験を成功裏に完了しました。コムネオンのIMS試験プログラムでは、V oIP用セッションの設定(PoC [Push-to-Talk])など、IPネットワークを介した主要なIMS特性のクライアント機能が検証されました。

IMSは、固定通信および移動通信機器がSession Initiation Protocol(SIP)といくつかのUser Plane Protocol(RTP/RTCPを含む)を 使用して相互通信することを可能にします。コムネオンのエンド・ツー・エンドな3GPP IMSクライアントソリューションは、リアルタイムビデオシェアリング、 PoC、コンテントシェアリング、イ ンスタントメッセージング、インタラクティブゲーム、インタラクティブプレゼンスなど、SIPベースのあらゆるアプリケーションをサポートします。

インフィニオンテクノロジーズジャパン概要
設立 1980年2月1日
事業目的 電子デバイスの販売および一切の関連業務
資本金 200,000,000円
代表取締役社長 森 康明
沿革 1980年2月 富士電機とシーメンスの合弁会社として富士エレクトロニックコンポーネンツ株式会社設立
1996年10月 社名をシーメンスコンポーネンツ株式会社に変更
1998年10月 名古屋支店開設
1999年9月 社名をインフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社に変更
2004年2月 大阪営業所開設

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自動車・産業・マ ルチ市場や通信アプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューションと、メモリ製品を供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の子会社を拠点として活動しています。2004会計年度(9月決算)の売上高は71億9,000万ユーロ、2004年9月末の従業員数は約35,600名でした。インフィニオンは、フ ランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください:
本社サイト:http://www.infineon.com
日本サイト: http://www.infineon.com/jp

Information Number

INFJP200506.015