インフィニオンが2GB版プレーナ型DDR2 DIMMを投入
この2GB版レジスタ付きプレーナ型DDR2 DIMMは、ハイエンド・サーバのサプライヤから好まれる容量形式になることが期待され、サーバやストレージ・イ ンフラにおける高性能データ処理およびストレージ用をターゲットとしています。市場調査会社iSuppliによると、ミッドレンジおよびハイエンドのサーバ・ユニットの需要は2003年の約80万台を起点にして、 年平均9パーセントの勢いで増大し、2006年には約 100万台に達すると予想されています。
インフィニオンのカルステン・ガツケ(汎用DRAMマーケティング担当シニア・ディレクタ)は、「インフィニオンがプレーナ型高密度メモリ・モジュールにシングル・ダイ・コ ンポーネントを収納する方式の開発に成功したことは、インフィニオンの技術的リーダーシップを物語るとともに、次世代メモリの新しいスタンダードの樹立につながります。この革新的な技術は、コ ンポーネント設計の簡略化、製品構成における柔軟性の向上をもたらし、これによりインフィニオンは、照準を合わせている市場の一つである、サーバ、ワークステーションおよびストレージシステム市場で、お 客様のニーズの変化に効率的に対応できる態勢が整います」と、語りました。
この2GB版レジスタ付きDIMMは、36個の512MビットJEDEC(米国電子部品標準化団体)準拠60ボールFBGAパッケージ、DDR2コンポーネントを収納しており、動 作速度400Mbpsと533Mbpsの2種類があります。
その投入で、インフィニオンのレジスタ付きDDR2製品は、256MB、512MB、1GB、2GBおよび4GBの容量ラインナップが整います。4GBを除けば、いずれもプレーナ構造をベースとしています。 < /p>
2GB 版プレーナ型 DDR2 DIMMは、256Mビット×72(2ランク×4)構成として、PC2-3200 およびPC2-4300を対象に提供され、量産は2004年下半期に開始される予定です。 < /p>
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2003会計年度(9月決算)の売上高は61億5,000万ユーロ、2003年9月末の従業員数は約32,300名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。
Information Number
INFMP200404.056
Press Photos
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Infineon's new planar solution for 2 GB DDR2 modules is based on mature single-die components. System manufacturers will benefit from considerably flatter modules which with a thickness of 4.1 mm fulfil the requirements for DDR2 server applications and depending on the respective system configuration result in up to 10 percent reduced heat generation.Planar solution for 2 GB DDR2 modules
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