インフィニオンテクノロジーズジャパンがオスラム光半導体製品の販売を終了

2002/09/30 | マーケットニュース

インフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社(本社:東京都品川区東五反田3-20-14、
代表取締役社長:森 康明)は、これまでオスラムオプトセミコンダクターズ社(本社:独レーゲンスブルク)より委託されてきた、同社の光半導体製品(可視発光ダイオード、赤 外発光ダイオードおよび受光素子、LED表示モジュール等)の日本国内での販売活動を9月末日で円満に終了いたします。同事業は、オ スラムオプトセミコンダクターズ社の日本事務所となるオスラムオプトセミコンダクターズジャパン(住所:横浜市西区北幸2-8-29 代表者:奥谷弘義、電話:045-313-1900)に移転され、1 0月1日より、オスラムオプトセミコンダクターズジャパンが販売活動を開始します。

オスラムオプトセミコンダクターズ社は、オスラム社(本社:独ミュンヘン、世界3大照明メーカーのひとつ)と当時のシーメンス半導体部門(現インフィニオンテクノロジーズ)の 合弁企業として1999年1月に設立された経緯から、これまで同社製品は、インフィニオンテクノロジーズが委託を受けて、販売およびマーケティング活動を行ってきました。しかし、昨 年8月にオスラム社がインフィニオンテクノロジーズの全持ち株分を取得し、オスラムオプトセミコンダクターズ社を100%子会社化した事に伴い、同社は独自の販売網構築の準備を進めてきました。この結果、全 世界で2003年4月より、日本ではそれに先駆けて、本年10月よりの販売活動移管が決定しました。

今回の販売活動移管に伴い、インフィニオンテクノロジーズジャパン内のオスラムオプトセミコンダクターズ事業部は独立し、担当スタッフは、オスラムオプトセミコンダクターズジャパンに移転します。な お、販売代理店網については、基本的に従来の販売ルートが継承されます。

インフィニオンテクノロジーズジャパン概要

設立 1980年2月1日

事業目的 電子デバイスの販売および一切の関連業務

資本金 200,000,000円

代表取締役社長 森 康明

沿革

1980年2月
富士電機とシーメンスの合弁会社として富士エレクトロニックコンポーネンツ株式会社設立
1996年10月
社名をシーメンスコンポーネンツ株式会社に変更
1998年10月
名古屋支店開設
1999年9月
社名をインフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社に変更

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自 動車および産業分野や有線通信市場のアプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューション、セキュア・モバイル・ソリューション、メモリ製品などを供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京を拠点として活動しています。2003会計年度(9月決算)の売上高は61億5,000万ユーロ、2003年9月末の従業員数は約32,300名でした。イ ンフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。

Information Number

INFJP200209.007