インフィニオンとメタリンクが共同でG.SHDSLのインターオペラビリティを推進
独インフィニオンテクノロジーズは本日、同社製およびメタリンク社(イスラエル)製のG.SHDSLチップセットが、DSLアクセス多重化装置( DSLAM)やカスタマ領域装置/統合アクセス装置(CPE/IAD)において、シングルペア高速デジタル加入者線(G.SHDSL)の完璧なインターオペラビリティ(相互運用性)を達成したことを発表しました。
インフィニオンのクリスティアン・ヴォルフ(通信事業グループ担当副社長兼キャリア・アクセス部門ゼネラル・マネージャー)は、「異なるベンダーのチップセット間のインターオペラビリティは、G .SHDSLソリューションの迅速な普及と成功の鍵となる極めて重要な要素です。当社は、メタリンク社の技術者の協力のもと、予想しうるあらゆる条件下でインターオペラビリティを達成しました。これにより、G .SHDSLは、費用効果に優れたこれまで以上に魅力的な選択肢となりました」と、語りました。
メタリンク社のフディ・ザック(最高執行責任者=COO)は、「当社とインフィニオンは、DSLAMとCPE/IADのあらゆる状況において、両 社のG.SHDSLチップセットが完璧なインターオペラビリティを発揮することを実証しました。これにより、欧州、北米、アジアの通信事業者は、競 争力のある音声データ統合サービスをDSL上で迅速に提供できるようになります。このインフィニオン、メタリンクというチップセット・ベンダー間の、G .SHDSLインターオペラビリティに関する継続的共同作業は、通信事業者がホーム・ユーザやビジネス・ユ ーザ向けG.SHDSLソリューションの大規模展開にこれまで以上に積極的に取り組む大きなきっかけとなるでしょう」と、述べました。
インフィニオンとメタリンクはこのほかにも、ニューハンプシャ大学インターオペラビリティ研究所(UNH-IOL)G.SHDSLコンソーシアムの試験施設で、G.SHDSLインターオペラビリティ・ テストを行っています。両社は、同コンソーシアムの会員でもあります。UNH-IOLは、製品が市場投入された後で顧客のネットワークの潜在的な障害となるのを防ぐために、技 術的な面から半導体メーカや機器メーカの製品のインターオペラビリティをテストする独立系の試験機関です。
インフィニオンとメタリンクは、すでに2001年6月初めに米国アトランタで開催された「SuperCom」の「DSL Forum Interoperability Showcase」で、両 社のDSLAMおよびCPE/IAD用G.SHDSLチップセットのインターオペラビリティの公開実験に成功しています。
G.SHDSLについて
G.SHDSLは、世界の通信事業者がさまざまなデータ速度で提供している新旧のサービスと、周波数スペクトル面で優れたコンパチビリティ(互換性)を提供するだけでなく、卓越した到達距離、低 消費電力、そして高集積化を実現します。G.SHDSL技術はHDSL2のマルチレート進化版で、既設のツイストペア銅線上で、最高速度2.3 Mbpsまでの高速対称伝送を提供します。G.SHDSLでは、デ ータ、音声、およびビデオを、これまで他の対称DSL技術では到達できなかった距離まで伝送できます。2001年2月、国際電気通信連合(ITU)は「G 991.2 SHDSL」標準を批准しました。G .SHDSLは、その優れた性能のため、最も実用的な最先端のDSLとして、サービス・プロバイダに急速に浸透しています。
インフィニオンのクリスティアン・ヴォルフ(通信事業グループ担当副社長兼キャリア・アクセス部門ゼネラル・マネージャー)は、「異なるベンダーのチップセット間のインターオペラビリティは、G .SHDSLソリューションの迅速な普及と成功の鍵となる極めて重要な要素です。当社は、メタリンク社の技術者の協力のもと、予想しうるあらゆる条件下でインターオペラビリティを達成しました。これにより、G .SHDSLは、費用効果に優れたこれまで以上に魅力的な選択肢となりました」と、語りました。
メタリンク社のフディ・ザック(最高執行責任者=COO)は、「当社とインフィニオンは、DSLAMとCPE/IADのあらゆる状況において、両 社のG.SHDSLチップセットが完璧なインターオペラビリティを発揮することを実証しました。これにより、欧州、北米、アジアの通信事業者は、競 争力のある音声データ統合サービスをDSL上で迅速に提供できるようになります。このインフィニオン、メタリンクというチップセット・ベンダー間の、G .SHDSLインターオペラビリティに関する継続的共同作業は、通信事業者がホーム・ユーザやビジネス・ユ ーザ向けG.SHDSLソリューションの大規模展開にこれまで以上に積極的に取り組む大きなきっかけとなるでしょう」と、述べました。
インフィニオンとメタリンクはこのほかにも、ニューハンプシャ大学インターオペラビリティ研究所(UNH-IOL)G.SHDSLコンソーシアムの試験施設で、G.SHDSLインターオペラビリティ・ テストを行っています。両社は、同コンソーシアムの会員でもあります。UNH-IOLは、製品が市場投入された後で顧客のネットワークの潜在的な障害となるのを防ぐために、技 術的な面から半導体メーカや機器メーカの製品のインターオペラビリティをテストする独立系の試験機関です。
インフィニオンとメタリンクは、すでに2001年6月初めに米国アトランタで開催された「SuperCom」の「DSL Forum Interoperability Showcase」で、両 社のDSLAMおよびCPE/IAD用G.SHDSLチップセットのインターオペラビリティの公開実験に成功しています。
G.SHDSLについて
G.SHDSLは、世界の通信事業者がさまざまなデータ速度で提供している新旧のサービスと、周波数スペクトル面で優れたコンパチビリティ(互換性)を提供するだけでなく、卓越した到達距離、低 消費電力、そして高集積化を実現します。G.SHDSL技術はHDSL2のマルチレート進化版で、既設のツイストペア銅線上で、最高速度2.3 Mbpsまでの高速対称伝送を提供します。G.SHDSLでは、デ ータ、音声、およびビデオを、これまで他の対称DSL技術では到達できなかった距離まで伝送できます。2001年2月、国際電気通信連合(ITU)は「G 991.2 SHDSL」標準を批准しました。G .SHDSLは、その優れた性能のため、最も実用的な最先端のDSLとして、サービス・プロバイダに急速に浸透しています。
インフィニオンについて
メタリンク社について
メタリンク社は、ファブレス半導体企業で、通信およびネットワーク機器メーカ向けに、高性能ブロードバンド・アクセス・チップセットを開発販売しています。メタリンクのブロードバンド・シリコン・ソ リューションは、世界中の通信網に対し、費用効率の高い超高速ストリーミング・ビデオ、音声、およびデータの伝送と配信を可能にします。同社のトップレベルのアルゴリズム設計者は、世 界中の標準化団体で指導力を発揮し、メタリンクはブロードバンド・アクセス分野のリーダ企業に成長しました。メタリンクは、高成長のDSLによるビデオ展開およびVoDSL(DSLを介した音声伝送)分 野に焦点を当て、業界の先端を行くG.SHDSLおよびVDSL技術に投資するという、戦略的成長プランを引き続き推進します。メタリンク本社の所在地はYakum Business Park, Yakum, 60972 Israel、Tel: 972-9-9605555、Fax: 972-9-9605544です。米国支社の所在地は105 Lake Forest Way, Folsom, CA 95630、 Tel: 916/355-1580、Fax: 916/355-1585です。
詳しくはメタリンクのウェブサイトをご覧下さい:
http://www.metalinkdsl.com
Information Number
INFCOM200107.096e