データセンターの最大の特徴は、膨大な量の熱が発生すること。今日のデータセンターで直接使用されている電力量の中で、サーバーと冷却システムによるものが最も大きな比率を占めています。一般に、データセンターに関連する電力消費量の約50%が、冷却および無停電電源装(UPS)置が必要とする電力です。
データセンターで発生した熱は冷却装置によって除去されますが、冷却装置も電力を使って動いています。冷却プロセスのさらなる効率化を実現するために、インフィニオンはシリコン半導体(CoolMOS™)や、シリコンカーバイド(CoolSIC™)および窒化ガリウム(CoolGaN™)などのワイドギャップ半導体をはじめとするあらゆる半導体技術を提供しています。このようなワイドギャップ半導体技術は、より少ない電力でより多くのメリットを得るために特に重要なツールです。さらなる電力の効率化、小型化、軽量化、コスト削減を可能にします。
このようなメリットを、実例を挙げて説明しましょう。米国にあるすべてのデータセンターがそれぞれ個別にインフィニオンソリューションCoolGaN™を使用した場合、年間40億kWhの節電が可能になり、その結果削減される二酸化炭素排出量は年間200万トンに達すると見込まれています。CoolGaN™デバイスはすでに、データセンター内で使用されるサーバー用の高効率なパワーコンバータを製造するために用いられています。