EconoDUAL™ 3

インフィニオンのEconoDUAL™ 3製品は、600V、650V、1200V、1700Vで、100Aから900Aまでの完全な電流範囲に対応しています。また、優れた機械的堅牢性、高パワーサイクル耐量、PressFITピンのオプション、熱伝導材料(TIM)の利用により、信頼性が高く、コスト効率の高いソリューションを実現しています。汎用ドライブ、電気自動車、ハイブリッド車、風力発電、太陽光発電、トラクション、商用車、建機および農機(CAV)、UPS、送配電など、さまざまな用途で広く使用されています。

EconoDUAL™ 3モジュールは、最高の電力密度と最先端のパワーサイクル耐量を実現するため、最先端のTRENCHSTOP™ IGBT7、またはIGBT4テクノロジーを搭載しています。本モジュールは、左右対象に設計されているため、並列動作時にIGBTハーフブリッジ間の電流共有を最適化することができます。

EconoDUAL™3モジュールは、さまざまなトポロジーで利用でき、効率的なインバータ設計を行えるよう、シャント抵抗などの追加機能を内蔵しています。

一般的に、チップ小型化は熱抵抗増加につながり、アプリケーションの性能に影響を及ぼします。本書では、1200 V / 600 A の EconoDUAL™ 3 モジュールをもとに、チップの小型化をモジュールレイアウトとチップ性能でどのように補うか解説しています。

モジュールレイアウトの理論的背景と熱シミュレーションの両方についてお読みください。

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本書では、TRENCHSTOP™ IGBT7を搭載したEconoDUAL™ 3のスイッチング特性や 改良されたパッケージなど、あらゆる技術的側面について説明します。

1200 V/900 A EconoDUAL™ 3による、IGBTモジュールの並列化を回避する方法をご紹介します。

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新しい IGBT チップ世代では、電力密度、堅牢性、性能だけが重視されるわけではありません。IGBT モジュールは、容易な設計性、高性能で、インバータ向けに拡張性のあるポートフォリオでなければなりません。

このホワイトペーパーでは、1700 V TRENCHSTOP™ IGBT7 とリードタイプとIGBT4世代の電気特性および熱特性を比較しています。ぜひご一読ください。

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大型車におけるドライブトレインの電動化は、半導体にとってさまざまな課題を投げかけています。そのひとつが、負荷サイクルの反復により、パワーモジュールの寿命が大きく変化することです。

リボンボンド構造でアップグレードされたEconoDUAL™3パッケージの詳細は、ホワイトペーパーをダウンロードしてご覧ください。