未来の電子パスポート
将来性の高い電子パスポートによりインターナショナルセキュリティを強化
パスポートは写真が糊付けされた手書き文書から完全にデジタル化された電子文書へと急速に発展しています。デジタル証明書の使用は国の安全を大きく向上させる可能性を秘めています。さらに、自動入国ゲートでの使用により、機械読み取り可能な電子IDが入国審査の時間を飛躍的に短縮します。
しかし、バイオメトリックパスポートにはいくつかの課題もあります。他国のパスポートが正規のものであるかを審査官が即時に判別できるようにするため、相互運用性と信頼は不可欠となります。
さらに、電子パスポートチップは、LDS 2.0などの、近く予定されている国際民間航空機関（ICAO）標準をサポートする必要があります。この標準では個人のバイオメトリックデータと旅行履歴をチップ内ビザと同様に保管することが可能となります。耐久性と高性能の非接触機能も成功のための重要な要素です。
現代の電子パスポートアプリケーションへの信頼のパートナー
インフィニオンテクノロジーズは現在では欧州パスポートプロジェクトの50%以上にチップを納品しています。また、アジア太平洋地域では全電子パスポートの75%以上にインフィニオンのチップが使われています。インフィニオンは未来に合致した、受賞歴のあるセキュリティアーキテクチャを提供し、現在でも最速のパスポート処理スピードを発揮しています。インフィニオンに有利な他の要素としてはシームレスな相互運用性のための高度な標準化や、数多くのプロトコルサポート、JCAO仕様準拠などがあります。
未来の電子パスポート向け先進技術
インフィニオンのSLE 78セキュリティコントローラは、最高性能を提供するために、Integrity Guardデジタルハードウェアセキュリティ、高容量で超高速ビットレート（VHBR）SOLID FLASH™を装備しています。これにより、現在も、将来も旅行者が入国審査で期待するスピードと利便性が改善されます。
インフィニオンの統合ソリューションはデザインインの簡素化と市場投入の最適化のためのハードウェアとソフトウェアの最良の組み合わせも提供しています。世界中のお客様がインフィニオンの高集積で、すぐご利用可能な、高度に認証されたプラットフォームをご利用されています。このプラットフォームはローエンドの展開からハイエンドの多機能方式まで拡張性があります。
インフィニオンのポートフォリオの一覧:
