インフィニオン、ウォルフガング・マイヤーフーバー(Wolfgang Mayrhuber)を監査役会の会長に選出、ドミニク・アサム(Dominik Asam)を新たな最高財務責任者に任命

2010/11/22 | ビジネス&フィナンシャルプレス

ミュンヘン(ドイツ)

独インフィニオンテクノロジーズの監査役会は本日、監査役会の会長としてウォルフガング・マイヤーフーバー(Wolfgang Mayrhuber、63歳)を選出しました。監査役会は、2 011年2月17日に行われる2011年度年次総会(AGM)において、監査役会の選挙にウォルフガング・マイヤーフーバーを提案します。現在この役職に就いているクラウス・ウハレア(Prof. Dr. Dr. h.c. Klaus Wucherer)は、AGM後に監査役会の会長を辞任し、監査役会メンバーとしての議席も譲ります。その後、監査役会によって新会長が選出されます。

インフィニオンのクラウス・ウハレア(監査役会会長)は次のように述べています。「私たちが得たのは、ウォルフガング・マイヤーフーバーという世界的に評価の高い企業リーダーです。彼 は国際関係の素晴らしいネットワークと、複雑なテクノロジーに関わるビジネス領域での卓越した専門知識を持っています。ルフトハンザでは、先 見の明のある戦略家であるとともに信頼できるチームプレイヤーとして自らの存在を鮮烈に示しました」

ウォルフガング・マイヤーフーバーは、次のように述べています。「経営陣、従業員の代表、株主の皆様と監査役会で協力できることを楽しみにしています。インフィニオンは優れた潜在能力を誇り、持 続可能な成長で株主の期待に応え、従業員に未来の成功を提供できると確信しています。監査役会の会長としてこの一翼を担えることを嬉しく思います」

新CFOにドミニク・アサムを任命
監査役会は本日、新たな最高財務責任者としてドミニク・アサム(41歳)の任命も行いました。クラウス・ウハレアは次のように述べています。「インフィニオンが必要としているのは、テ クノロジー企業でのビジネスマインドと経験を持ち、業績をしっかりと把握しながらダイナミックな半導体業界を明確に理解している人物です」

ドミニク・アサムは、Goldman Sachsで金融に関する幅広い経験を積んできました。次にインフィニオンで戦略および投資家向け広報活動(IR)を担当した後、S iemensにおいてSiemens Financial ServicesのCEOなど、企業家的な自由主義に基づいて経営職を歴任しました。現在はRWEでグループ統制を担当しています。ドミニク・ア サムは工学分野の2つの学位とMBAを取得しており、技術面での理解と国際的な実績を有する傑出した人物です。

インフィニオンの新CFOであるドミニク・アサムは次のように述べています。「極めてダイナミックかつ競争の激しい半導体業界で、インフィニオンは利益ある成長に向け、自 社のポートフォリオを調整し続けています。この実に革新的なビジネスの中で、技術的な能力と企業家的な能力を効果的に融合させることが特筆すべき課題であることは間違いありません」

ドミニク・アサムは、2011年1月1日付けでCFOに就任します。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、モビリティ、セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2010会計年度(9月決算)の売上高は32億9,500万ユーロ、従 業員は世界全体で約2万6,650人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com  
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp

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INFXX201010.007