インフィニオン、サイバーセキュリティ ガイドラインの策定で欧州委員会を後援

2016/07/05 | マーケットニュース

2016年7月5日、ミュンヘン(ドイツ)/ストラスブール(フランス) 

独インフィニオンテクノロジーズは、欧州レベルでのサイバーセキュリティ ガイドラインの策定で積極的な役割を果たしています。欧州委員会は、欧州サイバーセキュリティ機構(European Cyber Security Organisation ASBL, 以下ECSO)との間に、官民パートナーシップ(Public-Private-Partnership, 以下PPP)契約を締結しました。民間セクターの代表として、ECSOは今後、欧州のサイバーセキュリティに関する産業ポリシーの向上を目指し、欧州委員会と直接連携します。インフィニオンはECSOの一員として、仏ストラスブールでの欧州議会の調印式に参加しました。式典については、デジタルシングル市場担当バイスプレジデントのアンドラス アンシップ(Andrus Ansip)氏と、デジタル経済 社会担当委員のギュンター エッティンガー(Günther Oettinger)氏が執り行いました。

今回のPPP契約の目的は、エネルギー、交通、健康、金融など、さまざまなセクターを通じ、調和と競争に基づく強力なサイバーセキュリティ市場を促進、奨励、構築することにあります。パートナーシップでは、2020年までに約18億ユーロの資金を調達し、これを通じて、革新的で信頼できるサイバーセキュリティのソリューション、製品、サービスを欧州で開発する予定です。 

インフィニオンのチップカード&セキュリティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント、トーマス フィツェック(Thomas Fitzek)は、次のように述べています。「ネットワーク社会での第一の優先事項は、人、電子機器、インフラストラクチャーの間で、相互作用とコミュニケーションのセキュリティを確保することです。持続可能なセキュリティ技術は、デバイスからネットワーク、クラウドへと拡張する必要があります」 

インフィニオンは過去30年間、透明かつオープンなセキュリティ規格の策定を推し進めてきました。同社は2013年にはすでに、欧州レベルでのサイバーセキュリティの協議に着手しています。ECSOへの発足当初からの貢献に加えて、インフィニオンは、セキュリティ業界の積極的な形成に向け、他の国際的なセキュリティ アライアンスにも参加しています。 

詳細については、 www.ecs-org.eu と www.infineon.com/iot-security をご覧ください。

Information Number

INFCCS201607-070

Press Photos

  • Infineon’s Emmanuel Ventadour joined the signing ceremony for the contractual Public-Private-Partnership (PPP) on cybersecurity. The ceremony at the European Parliament in Strasbourg was hosted by Vice President for Digital Single Market, Andrus Ansip (on the right), and Commissioner for Digital Economy and Society, Günther Oettinger (third from left).
    Infineon’s Emmanuel Ventadour joined the signing ceremony for the contractual Public-Private-Partnership (PPP) on cybersecurity. The ceremony at the European Parliament in Strasbourg was hosted by Vice President for Digital Single Market, Andrus Ansip (on the right), and Commissioner for Digital Economy and Society, Günther Oettinger (third from left).
    ECSO_cPPP_signing ceremony

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