インフィニオン監査役会の将来の会長として、指名委員会がクラウス・ウハレア(Klaus Wucherer)を提案

2009/10/27 | ビジネス&フィナンシャルプレス

ノイビーベルク(ドイツ)

独インフィニオンテクノロジーズの監査役会の指名委員会は本日、監査役会の総会に対し、クラウス・ウハレア(Prof. Dr. Dr. h.c. Klaus Wucherer)を 将来の会長に任命するという提案を決定しました。現職のマックス・ディートリッヒ・クレイ(Max Dietrich Kley)の議席は、2010年2月11日の年次総会の終了をもって失効します。クレイは、再 度立候補することはないという決定を下しています。

ウハレアは1999年よりインフィニオン監査役会のメンバーを務めており、そこでは戦略・技術委員会の責任者を務めています。2000年から2007年までは、Siemens AGの中央取締役会のメンバーを務めました。そのほか、SAP AGとLeoni AGの監査役会にも所属しています。半導体業界では造詣の深い専門家と目されており、ア ジアの将来の重要市場の権威と認められています。数日前には、国際電気標準会議(IEC)の電気・電子・情報技術部の議長に選出されました。IECは、電気工学、電子、情 報技術分野の国際規格の作成を行っています。

2010年2月11日に行われるインフィニオンテクノロジーズの年次総会では、監査役会の株主側の構成が決定されます。この新たな監査役会はその後、会長を選出します。監査役会の議席数は、発 表の通り株主側2人と従業員側2人が減員されます。

さらに、監査役会のメンバーとして、以下の候補が指名されました。

・レイナーテ・ケッヒャー(Prof. Dr. Renate Koecher)
・マンフレッド・プッファー(Dr. Manfred Puffer)
・ドリス・シュミット=ラントジーデル(Prof. Dr. Doris Schmitt-Landsiedel)
・エッカルト・スーナー(Dr. Eckart Suenner)
・新メンバーのハンス=ウルリッヒ・ホルデンリード(Hans-Ulrich Holdenried、58歳)。ホルデンリードは、2004年から2008年まで、Hewlett-Packard GmbHの取締役会会長を務めました。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、コミュニケーションズ、セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2008会計年度(9月決算)の売上高は43億ユーロ、従 業員は世界全体で約2万9,100人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com  
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp  

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INFXX200910.004