米裁判所、ヴォルテラ社によるインフィニオンへの製造差し止め請求を却下 モノリシック集積の電力段製品に関し

2009/11/20 | テクノロジー メディア

ノイビーベルク(ドイツ)

独インフィニオンテクノロジーズは本日、北カリフォルニア州連邦地方裁判所が2009年11月17日付けで最終命令(正式)を発し、米Volterra Semiconductor社(以下、V olterra社)を原告とした、インフィニオン、北米インフィニオンテクノロジーズ(以下、北米インフィニオン)、プライマリオン(北米インフィニオンの100%子会社)に 対する特許訴訟の仮差し止め請求を却下したと発表しました。裁判所の命令により、インフィニオンとプライマリオンは引き続き、集積電力段製品の製造、市場投入、販売を何の制限もなく行うことができます。さらに、同 裁判所は、Volterra社が行った、侵害に関する略式判決の申し立てについても、何等権限を損なうことなく却下しました。

北米インフィニオンのゲルハルト・ウォルフ(Gerhard Wolf)(インダストリアル・マルチマーケット事業部バイスプレジデント)は、次のように述べています。「 インフィニオンとプライマリオンの議論を検証し、この問題についてさらに審理を重ねた上で、裁判所が当初の訴訟記録命令を覆し、Volterra社の仮差し止め請求を却下したことを、非常に嬉しく思います」

本件について
Volterra社は2008年11月、インフィニオンに対して訴訟を起こし、インフィニオンとプライマリオンの集積電力段製品である「PX4640」と「PX4650」が Volterra社の一部特許を侵害していると主張しました。2008年12月、インフィニオンとプライマリオンは、訴訟の対象となっている集積電力段製品がVolterra社の特許を侵害しておらず、V olterra社の特許は無効であるとの回答および反訴を行いました。2009年9月に行われた聴聞会で、裁判所は当初、Volterra社の仮差し止め請求を認めたものの、現在はその決定を覆し、イ ンフィニオンとプライマリオンを支持しています。公判期日は設定されていません。また、訴訟の争点となっているVolterra社の特許に関する主張は、現 在米国特許商標局で係争中の再審理手続きによって決定されます。

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、コミュニケーションズ、セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2009会計年度(9月決算)の売上高は30.3億ユーロ、従 業員は世界全体で約2万5,650人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com  
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp

Information Number

INFIMM200911-012