【インフィニオン・キマンダ共同リリース】 キマンダ（Qimonda AG）の新規株式公開に向け登録届出書を提出

－公募価格は1ADRにつき16～18米ドル
－調達規模は10～11億ドル
－キマンダが増資によって得る予想調達額は6億7,200万～7億5,600万ドル

独インフィニオンテクノロジーズとその100%子会社のキマンダ（Qimonda AG）は本日、米国証券取引委員会（SEC）にキマンダの新規株式公開に向けた米国預託証券（ADR）の 登録届出書を提出したことを発表しました。1ADRはキマンダの普通株式1株に相当します。募集価格は1ADRにつき16～18米ドルです。

クレディ・スイス、シティグループ、JPモルガンが引受共同主幹事を、ABNアムロ・ロスチャイルド、ドイツ銀行証券、HVB（HypoVereinsbank）が副幹事を務めます。

発行規模は6,300万ADRで、調達金額は10～11億米ドルを見込んでいます。このうち2,100万ADR（発行数の約33%）はインフィニオンが売却し、4,200万ADRはキマンダの増資（ 約67%）に充てられます。インフィニオンは、オーバーアロットメント・オプションによりさらに945万ADR（発行数の15%に相当）を追加で売出すことができます。キ マンダはこの上場により6億7,200万～7億5,600万ドルを得る見通しです（キマンダが支払う引受手数料とコミッション、経費の差引前）。キ マンダは調達した資金を製造設備や研究開発への投資に充てる意向です。

上場が完了してオーバーアロットメント・オプションもすべて行使された場合、キマンダの浮動株比率は約21%となります。

キマンダのADRは、米国内の機関投資家と個人投資家、ならびに米国外の機関投資家に提供されます。ニューヨーク証券取引所におけるキマンダの銘柄コードはQIです。

この証券に関する目論見書のコピーは以下から入手できます：Credit Suisse, Prospectus Department, One Madison Avenue, New York, NY 10010, (Tel: +1-800-221-1037); Citigroup, Brooklyn Army Terminal, 140 58th Street, 8th floor, Brooklyn, NY 11220 (Tel: 718-765-6732); JPMorgan, Prospectus Library, 4 Chase Metrotech Center, CS Level, Brooklyn, NY 11245 (Tel: 718-242-8002)。このほかキマンダのホームページ（www.qimonda.com）から、あるいはSEC（ www.sec.gov）から直接入手することも可能です。

この証券に関する登録届出書はすでにSECに提出済みですが、まだ効力は発生していません。登録届出書が有効となるまでは、この証券を販売したり販売の申し出を受諾することは禁じられています。本 リリースは、販売の申し出や販売勧誘にあたるものではありません。また、証券法に基づく登録ないし適格認定がまだなされておらず、販 売の申し出や勧誘が違法であるような状態下でこの証券を販売することは禁じられています。

独インフィニオンテクノロジーズはメモリ製品部門を分社し、2006年5月1日付けで100%子会社Qimonda AG （キマンダAG）を設立しました。日 本法人でも分社の準備を鋭意進めております。実施まではインフィニオンテクノロジーズジャパンの「キマンダ事業本部」として活動いたします。

About Qimonda
キマンダ（Qimonda AG、本社：独ミュンヘン）は、独インフィニオンテクノロジーズのメモリ部門分社に伴い2006年5月1日に設立されたメモリメーカーです。2 006年第1四半期のDRAM売上は世界第2位でした（市場調査会社Gartner Dataquestの2006年5月の発表による）。現在キマンダはインフィニオンの100%子会社で、本 社をミュンヘンにおき、2005会計年度の売上高は28億ユーロです。世界全体の従業員数は約12,000人、3大陸に5つの300ミリ生産拠点を有しています。また、ド レスデンの研究開発センターを筆頭に5つの主要な研究開発施設をグローバルに展開しています。これまで注力してきたPCとサーバ用の製品とともに、現在は省電力のトレンチ技術を利用したグラフィックス、モ バイルおよびコンシューマ分野向けの製品にも重点を置いています。詳細については www.qimonda.comをご参照ください。