【キマンダ・プレスリリース】キマンダがXbox 360™用グラフィックスRAMの指定サプライヤに

2006/06/12 | マーケットニュース

英語の原文はキマンダ本社のホームページをご参照ください。
www.qimonda.com

メモリ製品の大手サプライヤとして5月1日に独インフィニオンテクノロジーズから分社したキマンダAGは本日、マイクロソフトのゲーム機Xbox 360 用グラフィックスRAMの指定包括サプライヤに選ばれたことを発表しました。キマンダは、Xbox 360用512メガビットGDDR3(Graphic Double Data Rate 3)RAMのかなりの部分を、マイクロソフトに供給する予定です。

マイクロソフトのトッド・ホルムダール氏(ゲーミング アンド Xboxプラットフォームグループ バイスプレジデント)は、次のように話しています。「最先端のグラフィックスメモリは、Xbox 360のリアルなビデオ画像を実現するうえで不可欠です。キマンダは先進的なグラフィックスメモリ製品を設計し、大量生産する能力を備えており、これが同社をXbox 360の戦略的な包括サプライヤに選んだ決め手となりました」

キマンダの取締役会メンバー、トーマス・ザイフェルトは次のように述べています。「マイクロソフト社から指定サプライヤに選ばれ、当社のハイエンドGDDR3グラフィックスRAMがXbox 360の推奨部品に認定されたことを誇りに思います。これは当社の製品多様化戦略が成功し、グラフィックスメモリ市場で当社が継続的にシェアを伸ばしていることを反映した大きな一歩と言えます。今 後も高性能ゲーム機のニーズを満たす、最先端のグラフィックスメモリソリューションを提供することに全力を挙げ、お客様の競争力を高めます」

Xbox 360では、8個のGDDR3(16メガビット×32)コンポーネントが使用されており、1メモリデバイスあたりのデータ転送速度が最大44.8Gbpsに達する、定 格クロック周波数で動作しています。512メガビットGDDR3は、JEDEC準拠の136ボールFBGAパッケージ(11mm x 14mm x 1.2mm)で供給されています。


独インフィニオンテクノロジーズはメモリ製品部門を分社し、2006年5月1日付けで100%子会社Qimonda AG (キマンダAG)を設立しました。日 本法人でも分社の準備を鋭意進めております。実施まではインフィニオンテクノロジーズジャパンの「キマンダ事業本部」として活動いたします。

キマンダについて
キマンダ(Qimonda AG、本社:独ミュンヘン)は、独インフィニオンテクノロジーズのメモリ部門分社に伴い2006年5月1日に設立されたメモリメーカーです。2 006年第1四半期のDRAM売上は世界第2位でした(市場調査会社Gartner Dataquestの2006年5月の発表による)。現在キマンダはインフィニオンの100%子会社で、本 社をミュンヘンにおき、2005会計年度の売上高は28億ユーロです。世界全体の従業員数は約12,000人、3大陸に5つの300ミリ生産拠点を有しています。また、ド レスデンの研究開発センターを筆頭に5つの主要な研究開発施設をグローバルに展開しています。これまで注力してきたPCとサーバ用の製品とともに、現在は省電力のトレンチ技術を利用したグラフィックス、モ バイルおよびコンシューマ分野向けの製品にも重点を置いています。詳細については www.qimonda.comをご参照ください。


インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自動車・産業・マ ルチ市場や通信アプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューションと、子会社「Qimonda (キマンダ)」を通してメモリ製品を供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、ア ジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。2005会計年度(9月決算)の売上高は67億6,000万ユーロ、2 005年9月末の従業員数は約36,400名でした。インフィニオンは、フランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本サイト: http://www.infineon.com/jp

Information Number

QAG200606.002