インフィニオンのDRAM技術が新型モバイルPCの熱効率と性能向上に寄与

2005/08/22 | テクノロジー メディア

メモリ製品の先進サプライヤーである独インフィニオンテクノロジーズは、サンフランシスコで今週開催されるインテル・デベロッパ・フォーラム(IDF)に おいて、次世代モバイル・コンピューティング・プラットフォームの熱効率と性能向上の実証するために、インフィニオン製SODIMM(Small-Outline Dual-In-Line Memory Module)が使用されることになったと発表しました。インフィニオン製のSODIMMは、DT(Delta Temperature)in SPD(Serial Presence Detect)機 能を搭載したインテル社の新型プラットフォームに使用されます。このプラットフォームは、IDFのMobile PC Extended Battery Life Communityで展示されます。
DT in SPD機能は、デバイスの既知の熱特性を利用してシステム電力を管理する、インテリジェントなシステム機能です。この機能についての試行では、現行のシステムと比較して、メ モリモジュールを最大2倍の帯域幅で継続動作させられることが示されています。

DT機能は、インフィニオン製DRAMの能力を最大限に発揮させることを可能にします。インフィニオン製DRAMチップは、トレンチ型セルを使用しています。トレンチ型セルは、通 常のスタック型セルと比較して、消費電力が低く抑えられます。このため、インフィニオン製DIMMはより低発熱で動作します。インフィニオン製DIMMを使用したシステムでは温度特性が改善されるので、最 悪条件の場合でもクロック周波数が低減されることはなく、データ転送速度が維持されます。インテル社は、同社のモバイル・コンピューティング・プラットフォーム「Calistoga」に インフィニオン製SODIMM(記憶容量512MB、速度533 MHz)を使用して試験を行いました。この試験に基づいた見積もりでは、DT in SPD機能によって、D T機能を使用しないシステムと比較して、継続的に帯域幅を最大30%向上させる可能性が示されました。

インテル社モバイル・プラットフォーム・グループのマーケティング・ディレクタであるキース・クレッシン氏は、「システムの全体性能にとってメモリ消費電力の重要さがますます高まっています。DT in SPD機能の搭載は、プラットフォーム性能の最適化のためのメモリの熱特性向上へ向けた大きな一歩です」と、述べました。

インフィニオン北米支社のウルリッヒ・エングラート(メモリ製品マーケティング・ディレクタ)は、「インフィニオン製DRAMの低消費電力特性とそれによる効率的な熱的性能は、デスクトップPC、ノ ートPC、サーバの性能向上と設計の単純化に貢献してきました。インテル社によるDT in SPD機能の搭載は、モ バイルユーザーが性能を犠牲にしないで自分のシステムに最適なメモリを選定することを可能にします」と、述べました。

インフィニオンのDT対応DIMMの実演は、IDFのMobile PC Extended Battery Life CommunityのブースNo. 348で行われます。イ ンフィニオンはさらに、FB-DIMM(Fully Buffered DIMM)やVLP-DIMM(Very-Low-Profile DIMM)などのメモリ製品をMemory Communityのブースで展示します。


インフィニオンについて

インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、自動車・産業・マ ルチ市場や通信アプリケーションへ向けた半導体およびシステムソリューションと、メモリ製品を供給しています。米国ではカリフォルニア州サンノゼ、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の子会社を拠点として活動しています。2004会計年度(9月決算)の売上高は71億9,000万ユーロ、2004年9月末の従業員数は約35,600名でした。インフィニオンは、フ ランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください:
本社サイト:http://www.infineon.com
日本サイト: http://www.infineon.com/jp

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INFMP200508.903